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2005年4月30日 (土曜日)

「台湾は日米安保の対象」町村外相

ニュースソースが朝日新聞な点が微妙だが、町村外相が台湾問題についてわりと踏み込んだ発言をしたようである。台湾の声では先日、町村外相がテレビで「台湾独立不支持」発言をしたとして批判を受けてはいたが、正直言って、町村氏の前任、前々任、および前々々任の外務大臣に比べればかなり頼もしい印象である。元外相のこいつら^h^h^h^hこのお三方では口が裂けても今回のような発言はできまい。
最後の方のドイツとの比較の話題に触れているのも印象的だ。よく「ドイツはきちんと過去の戦争を反省しているのに日本は・・・」という言い方が聞かれるが、事実は違う。ドイツはあくまでナチスによるユダヤ人迫害について謝罪と賠償をしているのであって、第二次大戦という戦争自体に対しては一切の謝罪もしていない。戦争については「負けた」だけであって「悪かった」のではないという立場だ。まして、日本のように戦争以前に持っていた植民地統治についての謝罪と賠償などという議論などあろうはずがない。
それにしても今日のニュース、朝日新聞としては例によって中国へのご注進報道のつもりだったのだろうか。
むしろ意に反して世論を喚起しただけのような気がする・・・(笑)。
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「台湾は日米安保の対象」町村外相  朝日新聞(4/30)

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2005年4月25日 (月曜日)

書籍紹介:「こんな『歴史』に誰がした-日本史教科書を総点検する-」

「こんな『歴史』に誰がした-日本史教科書を総点検する-」 渡部昇一・谷沢永一著 文春文庫

先日、文部科学省の歴史教科書検定の結果に対する各紙の論調を取り上げた。この中で、産経新聞の4月6日付けの記事で以下のような話しが紹介されていた。
>2005.04.06
>■中学教科書検定
>(1)目立つ韓国迎合
>「古朝鮮」記述/朝鮮出兵「侵略」/抗日の英雄紹介 (産経新聞)
http://www.sankei.co.jp/databox/kyoiku/text/050406-09text.html

なんと、韓国に要求されるままに神話を歴史的事実かのように教科書に記述してしまったそうである。これが許されるのなら、例えば神武東征を歴史的事実として記述しても何ら問題ないではないことになるが、編集した人はそれをどう考えているのだろうか。「近隣諸国への配慮」なるものが成し得た世にも異常な珍事である。
そんなわけで、80年代に近隣諸国条項なるものができて以来、日本の歴史教科書というのは、残念ながら誠にお粗末なツッコミどころの多いものとなってしまっている。今回紹介する本は、最初に出たのはもう10年近く前の内容ながらしかし今もその状況はあまり変わりはなく、対談の形式で非常に読みやすい。
読んでゆくと、実に酷い話がいくつも出てくるがそのひとつを紹介しよう。

「一八六四年、太平天国は、イギリスなどの外国軍や地主の軍隊の力を借りた清によってたおされたが、太平天国がかかげた理想は、後の中国の革命運動に大きな影響を与えた。・・・・一九世紀の後半、朝鮮も、アメリカやフランスに開国をせまられ、軍艦による攻撃を受けたが、国をあげてこれを退けた。日本の明治維新も、こうしたアジアの動きの中で起きたが、アジアの諸民族の戦いは日本に対する欧米の圧力をゆるめさせた(教育出版)」 p.132

なんと、明治維新の成功は太平天国の乱のおかげだと言っているのである。著者は天下の珍説と呼んでいるがその通りである。太平天国の乱については、ついでに別の書籍のこんな内容を紹介しておこう。

「さらに一八五三年には南京を首都とするまでになったが、そのころになると洪秀全は初めのころの世直しスローガンを忘れ、権力者の陥りやすい傲慢な体質を露呈し、壮麗な宮殿を造営したり、たくさんの愛唱を抱える生活を始めた。このため、洪秀全の側近幹部まで多くの妾を侍らせるなどしたため、革命的精神は急速に失われていった。
結局一三年間に及んだ乱も一八六四年には、清軍と英仏連合軍によって鎮圧させられてしまった。
この太平天国の乱は中国全省に及び、動揺しなかったのはわずかに二省に過ぎなかったが、この乱が沈静化に向かい始めた一八六一年には、それまで四億三二○○万人もいた中国人口は、二億六六八八万人にまで激減してしまった。わずか一○年間に一億六五一二万人が命を落したことになるが、従来の王朝交代期でさえ、三○○○万~四○○○万人が飢饉と殺戮で死亡したにとどまるから、太平天国の乱における人口減はまさに異常である。・・・」 「真実の中国4000年史」p.252 杉山徹宗著 詳伝社黄金文庫

革命の理想は地に落ちて退廃した挙句、中国全土は想像を絶する大量殺戮の地獄絵図と化していたようである。もちろん、欧米の圧力をゆるめさせたどころか、当時の中国社会を著しく弱体化させ、欧米列強に食い荒らされる結果になったと言っても過言ではない。
それにしても、気の毒なのは「近隣諸国への配慮」の名の下に、不正確な「歴史」を学ばせられる今の子供達であろう。

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2005年4月20日 (水曜日)

巧妙な中国政府のネット検閲、米の調査で明らかに

さて、中国の反日暴動、昨日今日は中国政府が国内の沈静化に懸命になっているニュースが流れている。中国国内メディアでは伝えられることがほとんどなかったにもかかわらず、反日デモがこれほどの広がりと加熱を見せたのは、中国国内でのインターネット上での呼びかけがあったからである。では、中国でもインターネット上では、国内外の情報が自由に流れているのかというと、もちろんそうではない。インターネット上の情報を中国当局は実に巧妙に検閲・統制しているという。今日はアメリカの調査機関によるその情報統制の実態の調査のニュースを紹介しよう。

>巧妙な中国政府のネット検閲、米の調査で明らかに
>
> 米国の研究機関が中国政府のインターネット統制について調べたレポートが14日(米国時間)に発表された。それによると、同国政府は様々なレベルで手段を講じ、体制を批判する言説のみを正確にブロックしており、その手法はますます洗練されつつあるという。

> 中国政府の検閲には多数の政府機関と数千人もの公務員や民間企業の従業員が関わっており、その範囲も、長距離にわたってデータを運ぶ基幹ネットワークから、多くの中国国民がインターネットにアクセスするネットカフェまで、あらゆるレベルに及ぶ。

> 例えば、サウジアラビアではインターネットを管理するため、すべてのトラフィックを統制機関に集中させ、ここが場合によっては監視を行なうという手段を主に使っている。この場合、禁止されたサイトにアクセスしようとすると、要求はブロックされたというメッセージが表示される、とポールフリー氏は指摘する。
> 「それに比べると中国ははるかに巧妙だ」とポールフリー氏。「ブロックされたことすら知らされない。存在は知っているのにアクセスできないとユーザー側にわかってしまう手法に比べると、こちらの方がより効果的だ」
> 中国の検閲は、いくつかのサーチエンジンをはじめとする複数の箇所で行なわれており、禁止コンテンツの代わりに警告が表示されるのではなく、コンテンツそのものが削除されるのだと、ポールフリー氏は説明する。

Yahoo!Japan ニュース(4/20)より

確か台湾のメディアのサイトを中国からは見ることはできない、という話は施設長も聞いたことがある。昨今反日で加熱する中国国内を統制するのにはさしもの中国政府も苦労しているようだが、それにしても、中国当局のネット検閲は気合が入ってるというか、その熱心さは興味深い。かつて、ソ連・東欧の共産圏諸国に起きた革命は、80年代に衛星放送という新しいメディアが登場して、西側の情報が国境を越えて東側の一般国民のもとに直接入ってきたことが、それを引き起こした大きな原因の一つだという。中国当局もよくわかっているのだろう、国境を越える新しいメディアの脅威を。

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2005年4月17日 (日曜日)

中国反日暴動:16日上海での画像

今週末再び中国各地で反日デモが発生、16日には上海で数万人規模のデモが行われ、一部が再び暴徒化、上海の日本総領事館や市内の日本料理店などが襲撃された。今日はそのときの映像を紹介する。

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上海の日本総領事館、はたして当局はまともに警護していたのだろうか。


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襲撃された日本料理店(1)


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襲撃された日本料理店(2)


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襲撃された日本料理店(3)、もっとも襲われた店の多くは日本料理店と言っても、中国人経営のものだったりするようだ。しかし、この映像の「味蔵」という店は日本人が経営していたようである。
同店の紹介サイト:
http://www.vsn.jp/yoshida/shanghai/yo_shan.php?sh=40

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2005年4月16日 (土曜日)

書籍紹介:「竹島は日韓どちらのものか」

「竹島は日韓どちらのものか」 下條正男著 文春新書(377)

表紙カバー紹介文より:
「韓国は警備隊を派遣し灯台を建設するなど、一九五四年から竹島を実効支配し、領有権をめぐっての日本との協議を拒否し続けているが、歴史学者である著者が史料を渉猟、歴史的根源にまで遡って調べた結果は日本領。問題がここまでこじれたのも、事実よりも感情や理念が先走る韓国側の傾向、論争を避ける日本側の事なかれ主義に原因があると指摘する著者は、日韓の冷静な対話を呼びかけている。争点を整理した、竹島問題とは何かを知る絶好のガイド。」

簡単に結論までの内容をここにまとめようと思ったが、出てくる話しが多すぎる。だが、読むと史料検証がまるで推理小説のようでなかなか面白い。
そもそも排他的経済水域なんて概念のない時代、岩だけの絶海の孤島に関心を持っていた者などいるはずもなく、史料の中に出てくる○○島が今の竹島のことだ、いやそうではない、の議論をしなければならない。結論から言えば、近代以前の韓国側の史料での今の竹島を指すとされている島は鬱陵島周辺の小島のことであって、今の竹島は登場しないのだが、誤謬と誤解の錯綜でまあこれが実にややこしい。特に困るのが江戸時代の「竹島一件」の際の騒動の中心人物である安龍福という人物の証言だ。この安龍福という人物、あちらじゃ「安龍福将軍」なんて書かれた碑まで建てられ英雄扱いだが、当時の鳥取藩、対馬藩、そして李氏朝鮮政府での調書で言ってることが食い違い、要は虚言癖の困ったさん、であったらしいことがわかる。これが、300年後の現在の外交問題にまで尾を引く原因となっている。しかし著者が指摘する通り、もし韓国側にもう少しの冷静な対応があったら、また、日本側の事なかれ主義がもう少しマシだったら、今日ほどまでにこの問題はこじれることはなかったかもしれない。

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2005年4月15日 (金曜日)

戦前台湾で農業近代化に尽くした日本人技師、台湾でテレビドラマ化へ

中国の反日暴動のニュースばかり続いているので、今日はこのニュースを紹介してマターリしよう。戦後の台湾では長い間、国の歴史とは基本的に中国の歴史を意味し、台湾自身の歴史が学校教育で語られることはまずなかったという。民主化後の近年はその状況も変わりつつある。八田與一氏は李登輝前総統もイチオシの、戦前もっとも台湾に尽くした日本人の一人だという。現在烏山頭ダムの湖畔には八田氏の銅像が置かれている(国民党独裁時代には地元の住民の手によって隠されていたそうな)。その姿は例えばおひげを生やして偉そうなという雰囲気の銅像ではなく、何か気さくな感じで膝を立てて地面に座りダム湖を眺めている姿だという。八田與一氏の水利事業、その物語はまさに戦前台湾のプロジェクトXである。

八田與一氏、台湾でドラマ化 水利事業に生涯尽くした技師 産経新聞(4/13)

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2005年4月14日 (木曜日)

中国反日暴動:海外メディアの反応

とりあえず本日はコピペ。欧米では中国政府に批判的な論調が支配的だが、どの国がどのような反応をするかは日頃から見て憶えておいたほうがよさそうだ。
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「歴史歪曲」訴え偽善/アジアの強国誇示 各国メディア、中国批判大勢 産経新聞(4/14)

 中国で吹き荒れた反日デモに対する世界の主要メディアの論調は、中国政府が「歴史カード」を使い、民衆の不満をあおっているとの冷めた分析が多い。
 十一日の米紙ウォールストリート・ジャーナル(アジア版)は「日本は過去についてもっとすべきことはあった」としながら、「中国自身の歴史の歪曲(わいきよく)の度合いは日本よりもはるかに大きい」と指摘。「中国は世界のなかで重要な地位を占めるようになっており、政府には国民が世界を正しく理解し、恨みの感情で行動しないようにする特別の責任がある。日本に対して繰り言を言う前に、中国自身の歴史解釈を見つめるべきだ」と強調した。
 十二日の英紙フィナンシャル・タイムズは「日本が過去を正直に認め、無条件に謝罪すべきだ」とする一方、「直接の問題は中国の指導者が暴力的な反日デモを容認していることだ。日本の戦後の平和主義や経済面での中国への寛容さを国民に知らせず、日本で歴史がゆがめられていると中国が訴えるのは偽善だ」と指摘した。
 十三日の英紙ガーディアンは日中の信頼関係は「定期的なコミュニケーションによってのみ築かれる」と主張した。
 十一日のフランスの保守系フィガロ紙は「日本の“修正主義者”への怒りを表明することは真の民主主義への渇望を表明するより容易だ。共産主義体制ではナショナリズムは常に欲求不満の方向を変える代替品としてイデオロギーの役に立っている」と、中国政府がデモを利用しているとの見方を示した。
 左派系ルモンド紙は、内政的には市場経済移行で生じた政府への不満が「日本製品ボイコット」という象徴的な形で噴出し、外交的には常任理事国入りを狙う「日本を否認」することで、「二十一世紀のアジアにおける唯一の強国である意思」を示したと分析した。
 ■アジア
 一方、韓国では「日本責任論」が展開されている。十二日の中央日報は「今回の事態は日本の政治家が責任ある行動をとらなかったことに起因する。日本が歴史歪曲を中断し本当に戦争犯罪を謝罪すれば容易に収まる」と主張した。
 さらに「日本は外交的に四面楚歌(そか)に陥りつつある」(朝鮮日報十二日付)「反省のない日本、国際孤児の様相」(文化日報十三日付)と、日本の常任理事国入りがアジアで理解を得られていないとの指摘も目立つ。
 十三日のシンガポールの中国語紙、聯合早報は日本政府がデモで中国を非難するのは「本末転倒」としながらも、「両国は共通の利益がどこにあるかを考え、民族主義の情緒に流されるのではなく理性ある言論であたるべきだ」と主張した。
 これに対し、台湾各紙は、中国の王毅駐日大使が日本の外務省に呼ばれた際の写真を大きく掲載するなど、日本の立場に理解を示している。「日中が緊張した場合、台湾は日米に接近せよ」との学識経験者のコメントや、「中国市場から撤退する日本企業を台湾に誘致するチャンス」との行政院(内閣)内部のコメントも伝えた。
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2005年4月13日 (水曜日)

中国反日暴動:政界の反応

野党が中国の姿勢批判 関係改善へ努力求める 共同通信(4/13)
> 民主党の仙谷由人政調会長は13日の記者会見で、中国で発生した反日デモに関連し「中国政府は北京五輪などを控え、国際世論がどう見るかを考えてほしい。デモはいいが、投石を合理化するものはなく、率直に謝罪することが必要だ」と強調した。その上で、週内にも鳩山由紀夫「次の内閣」外相が都内の中国大使館を訪れ、問題解決に向け意見交換すると発表した。

日本国内の政界各党の反応だが、暴動に半ば加担の中国政府に対しては一応さすがに批判的な内容となっている。まあ、謝罪とかいっても、向こうは日本に謝罪なんてしたら、反日暴動が反政府暴動に豹変すると思ってますから謝罪しようにもできないでしょうけどね・・・。

> 共産党の志位和夫委員長は「中国側は被害に対し国際ルールに従って責任ある対応をすべきだし、日本側は事態の根底に靖国神社参拝や歴史教科書問題があることを直視すべきだ」として日中双方の努力が必要との認識を示した。
> 社民党の福島瑞穂党首は「暴力的行為には賛成できないが、靖国参拝を指摘されても『それは違う』と言い放つ小泉純一郎首相らの姿勢は間違っている」と指摘。

それにしてもまあ、変わらないというか。こういう電波飛ばす人達がいたことこそ、中国をあそこまでクレージーにさせてしまったむしろ元凶ではないかと施設長などは思うのだが。”過去の歴史が云々”さえ振りかざしておけば、どんなに理不尽なこと、無茶苦茶なこと言い張っても、「それというのもそもそもは日本に原因があるのが悪い」と言ってくれる人たちが当の日本側にいて、内政干渉し放題、ジャパンマネーもらい放題・・・、これじゃクレージーになってしまう連中がいてもおかしくはない。

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2005年4月12日 (火曜日)

中国反日デモは諸刃の剣?

連日報道される中国の反日デモ、中国外務省の報道官がデモが「自発的」であることをなにやら強調していたが、人間後ろめたいときほど言い訳がましくなるものだという印象である(笑)。そもそも1989年の天安門事件以来、中国ではデモは非常に規制が厳しいという。また、今回のデモは中国国内の反日サイトの呼びかけで起きているが、中国ではインターネット上の情報統制も当然非常に厳しい。だが、反日が目的のものだけは、例外的に扱われている、これは誰がどう見ても明らかである。欧米のメディアでそのことに触れているものがあった。

中国の反日デモ 「警察が了解」と米紙 産経新聞(4/11)
> 10日の米紙ワシントン・ポスト(電子版)は、9日に北京で起きた反日デモについて「中国政府がデモを容認するのはまれだが(今回は)例外だったようだ」と指摘、中国政府がデモを容認していたと報じた。

「反日の陰に中国政府」 英紙が社説で指摘 産経新聞(4/11)
> 11日付の英紙タイムズは社説で、中国の過激な反日行動について「明らかに中国政府の暗黙の奨励に基づいて行われている」と指摘した。

ちなみに、実は中国国内のメディアは今回の一連のデモをほとんど伝えていない。中国政府が裏で操ったものであるとして、おそらく今回のデモは日本の国連常任理事国入り阻止のための対外向けの宣伝工作だったということではなかろうか。
なお、昨日から今日にかけ、中国国内のいくつかの代表的な反日サイトはデモに自制を求め始め、中国政府も「一部の過激な行為には賛成しない」として沈静化を目指す意向を示した。そして今日は反日とは無関係と思われる(何でも公害問題が原因とか)3万人規模の暴動が浙江省で起きたというニュースが流れてきた。実際貧困や汚職などの社会問題の深刻な中国では、報道されない暴動事件が数多いという。
国民に徹底した反日教育を吹きこんだので着火させれば燃え広がるのは速いが、これがいつ反政府デモに転じて自分の家に火がつくかわからない諸刃の剣として、中国政府は本当は恐れているようにも見える。

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2005年4月10日 (日曜日)

千代田のさくらまつり最終日

靖国神社の話題が立て続くが、今日はニュースをちょっと離れて一息。

靖国神社と言えば、東京の最も有名な桜名所の一つであることを忘れてはいけない。そもそも気象庁による東京での桜の開花宣言の定義が、「靖国神社の境内にある、開花宣言を定義する3本の桜のうちの2本で数輪花をつけたら開花を発表」なのである。今年の開花宣言は、例年より遅かったが、しかし今週気温は急激に上がり、満開までが異様に速かった。桜の季節、靖国神社では「千代田のさくらまつり」というものが催されるが、毎年満開の時期を予想しながらその期間を決めているはずで、今年などはさぞかし難しかったのではあるまいか。最終日の今日は風が強かったせいか、満開からやや散り始めといった感じであった。まあ今日を最終日にしたあたり、まつりの期間の設定としては成功である。
それにしても、千鳥が淵、靖国通りから、参道と神社の中まで、物凄い数の桜である。神社の情報によると境内だけで1000本、うち600本がソメイヨシノ、350本が山桜だが、寒桜、富士桜、寒緋桜、四季桜、枝垂桜、ウコン桜などそれ以外の数多くの品種も計数十本植えられているとのこと。
そしてさくらまつりだが、神社の巨大な参道の端から端まで200軒と言われる数の屋台が並ぶ。そこに老若男女、家族連れやカップルから外人まで、これまた何万という数の人がつめかけて賑わっている。
マスメディアの流す情報を見れば「軍国主義の象徴と罵られ、政治家が参拝すると中国・韓国が大騒ぎ」の話しばかりでうんざりさせられるが、祭りの日にはこれだけの数の人が集まって祭りを盛り上げ楽しんでいる、靖国神社とはそういう場所でもある。

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2005年4月 9日 (土曜日)

台湾の政党党首による靖国参拝の反響(その2)

さて、前記事の台連の蘇進強主席ら議員の靖国参拝についての反応の中で、以下毎日新聞の記事の、

「台湾:与党議員が靖国神社参拝、野党巻き込み議論」 毎日新聞(4/7)
にある、
>中立的な少数民族出身の議員からも「なぜ台湾の先住民や住民を殺した日本軍国主義を代表する靖国神社に参拝に行くのか」と批判が上がった。

この「中立的な少数民族出身の議員」についてだが、中国のメディアなどでは実名で報道されている。

「台湾団結聯盟」の靖国参拝、台湾各界が相次ぎ非難  人民日報日本語版(4/6)
>台湾の先住民出身の「立法委員」である高金素梅氏は5日、蘇進強氏が台湾に戻った時、先住民数十人を率いて蘇主席に直接抗議した。

台聯の靖国参拝に台湾先住民が激しく抗議  中国情報局(4/6)
>空港のロビーでは先住民で立法委員の高金素梅さんら数十人が蘇・主席らを待ち受け、「台湾人の魂を日本にを売り渡した」「先住民に謝罪しろ」などと非難。生卵をぶつけるなどした。

毎日の記事の少数民族出身の議員とはこの高金素梅という人物のことである。この人物は、2003年にも小泉首相の靖国神社参拝に対して、台湾人一二四人を含む二三六人を原告として、「首相の参拝で精神的苦痛を受けた」として日本で訴訟を起こしている。このとき、あの「台湾の声」編集長の林建良氏が、産経新聞社の「正論」平成15年9月号の「靖国を訴えた台湾の女性国会議員の背後関係」という題の記事で、このときの訴訟と高金素梅なる人物について詳述している。

「正論」平成15年9月号:
>論文:靖国特集 靖国を訴えた台湾の女性国会議員の背後関係
> 在日台湾同郷会顧問 林 建良
http://www.sankei.co.jp/pr/seiron/koukoku/2003/0309/ronbun1-1.html
http://www.sankei.co.jp/pr/seiron/koukoku/2003/0309/ronbun1-2.html
http://www.sankei.co.jp/pr/seiron/koukoku/2003/0309/ronbun1-3.html

毎日の記事には「中立的な」少数民族出身議員とあったが、簡単にまとめると、

 1) 確かに母親は少数民族タイヤル族出身だが、父親は戦後台湾に渡ってきた外省人の軍人
 2) 国会議員になる前のタレント時代は、金素梅という名だが原住民の血を持つことは隠していた
 3) 他より当選しやすい「原住民枠」での当選を狙って、国会議員に立候補するときから母方の苗字もつけた「高金素梅」という名を名乗り、台湾原住民の民族衣裳をまとい、顔に刺青模様のペインティングを施し、派手なパフォーマンスで話題を呼んだ。
 4) "原住民の権益を守ること"を目的とした「部落工作隊」という政治団体が”無所属”の高金素梅を主に支えているが、この政治団体の重要メンバーは極めて中国に近い

「中立的な」とはとても言えない人物であることだけは間違いなさそうだ。毎日新聞の記事の「中立的な」の表現については、中国ないし統一派寄りの報道をそのまま鵜呑みにしたものと思われる。
ちなみに、2003年の高金素梅らによる靖国訴訟だが、原告として名を連ねている人のうちの台湾人について、「正論」の記事の中の林建良氏の調査結果を簡単にまとめると、

1) まずそのうち何人かは住所が架空だった(おそらく実在しない)。
2) 実在したうちも、多数の「原告」がそもそもこの訴訟のことを知らないまま名前を使われていた。
3) 靖国訴訟を知っていたのは、彼女の側近や、親中組織「中国統一聯盟」のメンバーぐらいだった。
4) 「日本の植民地支配の被害」を訴える訴訟で、何人かの原告が、戦後に蒋介石と一緒に中国から台湾に来た者であって、植民地支配とは無関係

訴訟自体もまたとんでもない食わせモノだったようである。林建良氏自身、訴訟のニュースを聞いたとき、「一台湾人として私は、これは本当なのか、と直感的に疑問を感じた。」と述べているが、ちなみに同氏の記事中の先住民など台湾の老世代の証言を最後に紹介しておく。戦後世代の日本人的にはちょっとびっくりするような内容も含まれている。

「私の知人の数名の原住民老世代は、一様に高金素梅について憤りを隠さない。『日本は山の人間に悪いことをしなかった。しかし、原告として二百人が名を列ねた。だから私たち山の者(原住民)は、それを批判する三百名の署名を集めているところだ』『日本からお金(補償金)をもらったら、あなたたちに上げると言って、(協力者として)名前を書かせている』『あんな若いやつに歴史なんかわかるものか』と、日本語で息巻いていた。」

「原住民ではないが、ある元日本軍属の台湾人は興奮気味にこう語った。『日本時代、台湾人は確かに差別を受けた。しかし、従軍してヨーロッパの植民地だったマレー、ベトナム、ビルマの悲惨な状況を目の当たりにして、台湾人がいかに幸福であるかがよくわかった。日本が戦わなかったら、今でもアジアは植民地だ。私たちは日本に感謝しなければならないのに、靖国神社を訴えるとは許せない。必要なら法廷に出て、本当の歴史を話しても構わない』と。」

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2005年4月 8日 (金曜日)

台湾の政党党首による靖国参拝の反響(その1)

当施設の4日付けの記事、「台湾与党連合の独立派政党党首、靖国神社参拝」の、台湾の独立派政党である台湾団結連盟の蘇進強主席ら立法委員(台湾の国会議員にあたる)が靖国神社を参拝したことに対し、各メディアの反響を拾ってゆく。
台湾のメディアでも大きな話題となっているが、日本のメディアも意外と取り上げているという印象である。でも、内容を読むにその理由はと要するに中国に不都合でない情報も含めることができたからと想像する。

「台連主席の靖国参拝に抗議 台湾野党の立法委員ら 」 産経新聞(4/6)

「独立派政党の靖国参拝、台湾で是非論争」 読売新聞(4/7)

「台湾:与党議員が靖国神社参拝、野党巻き込み議論」 毎日新聞(4/7)

「台湾独立派政党党首が靖国神社参拝 批判の声も」 朝日新聞(4/5)

各紙ともおそらく情報ソースに現地台湾のメディアを使っているようで、どのメディアをソースにして書いているのか気になるところである。台湾の新聞で三大紙と言われるのが、中国時報、聯合報、自由時報である。このうち、中国時報と聯合報は統一派よりで、自由時報は独立派寄り。もっとも、独立派寄りの論調が出てくるようになったのは民主化後であり、かつ、民主化後の今でも外省人系、つまり統一派寄りのメディアの方が多いと言われている点、注意が必要である。ちなみに選挙のとき言われることだが、台湾のメディアの世論調査は信用できない、は結構有名な話らしい。
各記事の中で、靖国神社を参拝した議員を攻撃している政党の名前として出てくるものを見ていく。国民党は言わずと知れた蒋介石以来民主化されるまで外省人(中国大陸籍)独裁政権だった党、親民党と新党もともに外省人による中国統一派政党であるから、まあこの辺の人達が今回の件を批判する立場なのは不思議はない。同じ独立を党是とする与党民進党の論調がメディアによりそれぞれ微妙に違うようだ。ただ小泉首相の靖国参拝のとき、陳水扁政権は中国・韓国とは対照的な姿勢だったことを考えれば、それほど批判的な雰囲気があったとは思えない。ある程度慎重な意見はあったかもしれないが。
一方、聞き捨てならないのは毎日新聞の記事の以下の部分である。

>中立的な少数民族出身の議員からも「なぜ台湾の先住民や住民を殺した日本軍国主義を代表する靖国神社に参拝に行くのか」と批判が上がった。

さて、この「中立的な少数民族出身の議員」とは何者なのかを次の記事で触れることにする。

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産経VS朝日:社説対決

当施設で7日に取り上げた、歴史教科書検定問題に対する6日付け各紙の社説に関して、その後、産経新聞は翌日7日の社説で「教科書問題 驚かされた朝日新聞社説」で、6日の朝日社説に噛み付いた。これに対し朝日新聞も今日付けの社説で、「産経社説 こちらこそ驚いた」で、産経新聞に対抗した。社説で相手を名指しで云々言い合うのは、産経と朝日の間ではしばしばあることなのだが、全国紙の社説がまるで交換日記のよう。まあ仲のよい両新聞社である。(笑
とりあえず今回は施設長からはコメントは省略させていただく(長くなりそうなので・・・)。

「■【主張】教科書問題 驚かされた朝日新聞社説」 産経新聞社説(4/7)
>
> 朝日新聞の六日付社説「こんな教科書でいいのか」を読んで、驚かされた。これでは、特定の教科書を排除し、自由な言論を封殺するものといえる。
>・・・

「産経社説 こちらこそ驚いた」 朝日新聞社説(4/8)
>
> 7日の産経新聞は「驚かされた朝日新聞社説」と題して、教科書問題の主張を掲げた。しかし、それを読んで、私たちの方こそ驚かされたというのが、率直な感想である。
>・・・

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2005年4月 7日 (木曜日)

日韓外相会談:竹島記述削除要求に町村外相拒否

竹島の記述、削除を要求 日韓外相が会談 共同通信(4/7)
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> 【イスラマバード7日共同】町村信孝外相は7日、訪問先のイスラマバード市内のホテルで韓国の潘基文外交通商相と会談した。潘氏は一部の歴史・公民教科書の記述を「歪曲(わいきょく)」と激しく非難し、関連部分を削除するよう要求。町村氏は削除を拒否、冷静な対応を促した。・・・

例によって歴史教科書を書き換えよ、という韓国の要求に対し、町村外相はわりときっぱりと拒否した模様。これに対し、韓国のメディアの反応がこう。

竹島記述削除拒否に失望 韓国メディア 共同通信(4/7)
> 【ソウル7日共同】韓国メディアは7日夜、イスラマバードでの日韓外相会談について「両者の立場を確認しただけ」(韓国日報)などと報じ、韓国側が竹島(韓国名・独島)に関連する教科書の記述を削除するよう求め日本側が拒否したことに失望感を示した。
> 8日付のソウル新聞早版は社説で「日本がまず冷静にならなければならない」と韓国に冷静な対応を促した町村信孝外相を非難。KBSテレビとともに午後9時のニュースのトップで伝えたMBCテレビは「韓日関係の緊張は長期化する見通し」と報じた。

なははは・・・。「日本が冷静になれ」ときたもんだ。

「対馬の日」条例を公布 韓国・馬山市長が決裁 共同通信(4/6)
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> 【ソウル6日共同】韓国南部の慶尚南道馬山市の黄☆坤市長は6日記者会見し、市議会が島根県議会の「竹島の日」制定に対抗して「対馬の日」条例を公布する書類を決裁したことを明らかにした。近く公報に掲載し正式発効する。
> 馬山市議会は倭寇討伐を目的として対馬に大軍を送った1419年6月19日(日本でいう「応永の外寇」)を根拠に、6月19日を「対馬の日」とする条例を先月18日に可決。韓国の外交通商省は「心情は十分理解するが、不必要な混乱を誘発する可能性がある」として条例撤回を求めていた。
> 馬山市は地方自治法の規定で、20日以内に公布するか議会に再審議を求めるかの選択を迫られていた。
>(注)☆は吉を横に二つ並べる

さて、韓国政府は「不要な混乱は避けるべき」と撤回を求め、馬山市当局も困惑気味だったものの、馬山市議会は強硬論が占め、ついに「対馬の日」条例を通してしまいました。韓国政府はほんとはどっちかというと自国の世論を冷静にさせる方に苦労しているようではある。
だいたい、教科書にも記述されてなかった竹島問題は、長年無視されたまま漁業協定もぶっちされたままでたまりかねた島根県が「竹島の日」条例を作ったわけで、日本の政府はこれまで棚上げのままさっぱり知らん顔、日本の一般国民も下手すりゃ竹島?何それ?ってな人も多かった。
まあ、反日と過激なナショナリズムを自国民に吹き込んでしまった韓国の現状が冷静もへったくれもないのは言うまでもない。しかし一方、それとは全くの好対照でナショナリズムのような類のものを否定する雰囲気のあまり、自国の主権を侵害されようがされるがまま事なかれ主義だった日本も、果たしてそういうのを「冷静」と言うのかそれはそれで疑問である。
日韓双方から出てきた「冷静」という言葉、なんだかいろんな意味で悪い冗談のようである。

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歴史教科書検定:各紙の社説(4/6)より

【主張】中学教科書 記述の是正はまだ不十分 産経新聞社説(4/6)

[歴史教科書]「検定、採択は日本の国内問題だ」  読売新聞社説(4/5)

教科書検定 薄める工夫を 毎日新聞社説(4/6)

「つくる会」 こんな教科書でいいのか 朝日新聞社説(4/6)

1982年に「教科書検定“侵略→進出”書替え」報道が外交問題にまで発展した騒動(※)をきっかけに、歴史教科書の検定基準には、近現代史の記述内容で近隣諸国への配慮をせよという、「近隣諸国条項」というものがある。それ以来、日本の歴史教科書は「近隣諸国への配慮」という名のもと、中・朝・韓に阿った、やや行き過ぎ、または不正確な記述内容があるというツッコミの声が、近年はわりと多く聞かれるようになった。今年の文部科学省の中学歴史教科書の検定結果に対し、新聞各紙は6日付けで一斉に社説に取り上げた。
産経・読売は、それが基本的には是正の方向にある、近隣諸国の抗議は内政干渉、という論調。産経は前からかもしれないが、読売も昔と比べればだいぶ踏み込んだことを言ってるような気がする。
一方、朝日・毎日は、つか特に朝日は、最近のこの傾向に、まあとにかく不満タラタラという雰囲気が文面いっぱいに現れている。で、読んで気づいたが朝日も毎日も、最近の歴史教科書問題に対するツッコミの声を意識した共通した表現が見られる。

朝日:
>検定についても指摘しておきたい。
> ・・・
> 政府見解の通りにしなければ合格しないからだが、検定でそこまで求める必要があるのだろうか。これでは、国定教科書と差がなくなる。

毎日:
>問題なのは国定教科書ではないとはいえ、相当程度国が関与していることだ。

ん?この国定教科書・・・って?さてちなみに例えばどこの国の教科書のことを言ってるのか。
そう、日本の歴史教科書の内容に毎度文句を言ってくる、中国と韓国は、国定教科書。歴史は国家が書くものとされているのである。はっきり言えば中国や韓国の歴史教科書の方が、よっぽど自国に都合よく、近隣諸国に配慮0の、ともすればトンデモな内容であり、「おめーらに言われたかねーよ!」という意見が近年聞かれるようになったことを意識しての表現であろう。
でもさ、それってさ、要するにさ、日本の教科書に文句つけてくる中国と韓国の「国定教科書」の方が、日本の「検定教科書」よりよっぽど「ヘン」だってことは、毎日やそして朝日ですらも近年は認めてくれるってことなのね♪
一昔前に比べればまさに隔世の感があるというところかもしれない。

※1982年、文部省(当時)の歴史教科書検定で、中国への「侵略」が「進出」に書き換えられたとマスコミ各紙が報道。これに対し、中国と韓国が抗議、外交問題に発展した。これを機に、教科書の検定基準に「近隣のアジア諸国との間の近現代の歴史的事象の扱いに国際理解と国際協調の見地から必要な配慮がなされていること」と言う、いわゆる「近隣諸国条項」が加えられるようになった。しかし、実際にはこの「侵略→進出書き換え報道」は、世紀の大誤報であり、事実ではない。直後にマスコミ各紙は一応、訂正記事を掲載している。朝日新聞もお申し訳程度、ないし婉曲的に誤報を認めたらしい。ただその後も今回の社説のように、「検定制度自体に問題があるのが悪い」だか何とか、話しをすり替え論調変えずだったと思った。まあ当時施設長はまだ子供だったので正確には覚えてないというのはあるが、実は家では朝日新聞を購読していた。ので、白状するとこの一件が誤報だったことを知ったのは、恥ずかしながらかなり後年のことである。

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2005年4月 4日 (月曜日)

台湾与党連合の独立派政党党首、靖国神社参拝

> 台湾の与党連合を形成する独立派政党、台湾団結連盟(台連)の蘇進強主席ら議員が4日、靖国神社を参拝した。台連によると、第二次大戦のA級戦犯合祀(ごうし)により日本の首相参拝などが政治問題化して以降、台湾の政党幹部が参拝したのは初めて。
> 中国から靖国神社参拝に強い批判を受けている小泉純一郎首相にとり、台湾政党幹部の参拝は“援護射撃”となりそうだ。一方、中国からの反発は必至だ。
> 蘇主席は参拝の理由について「(台湾出身者を含め)戦争で亡くなられた英霊に敬意を表すためにきた。靖国神社はいままでの恩讐(おんしゅう)を超えて平和を求めていく場所だ」と未来志向を強調した。
「台湾独立派政党が靖国参拝 台湾団結連盟」共同通信(4/4)

日本の国連常任理事国入りで中国で、竹島問題で韓国で、反日デモ暴動のニュースが連日伝わる中、今日はこんなニュースがさりげなく伝わってきた。ものぐさな^H^H^H^H^H多忙な施設長的には正直、このウェブログ、ちゃんとまめに更新できるかいな、と思っていたのだが、しばらくはネタの方が多すぎて書くのが追いつかなさそうだ・・・。
今回もカテゴリは台湾だろ、というツッコミはあるが靖国神社の話題についても、当ウェブログでは触れてゆきたいので今日の話題は靖国神社に分類する。
はっきり言おう、中・朝・韓だけが「アジアの声」ではないということだ。今日靖国神社を参拝した台湾団結連盟の蘇進強主席は戦後世代であり、李登輝前総統のような日本語世代ではない。実は外国の要人、外交官、武官、軍隊などによる靖国神社参拝というのが、戦後も(A級戦犯合祀後も、である)多く行われていることは、あまり知られていないかもしれない。以下、ネット上の情報の元ソースは確か、靖国神社内の遊就館の展示だったと思った。今後も機会あるごとに、中・朝・韓の言うようなものとは全く様相の異なるアジアの、または世界の声を紹介していく。

世界の要人らの靖国神社参拝
http://photo.jijisama.org/YasukuniY.html
世界の軍関係者の靖国神社参拝
http://photo.jijisama.org/YasukuniG.html

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2005年4月 3日 (日曜日)

書籍紹介:「『反日』の構造」

「反日」の構造 -中国、韓国、北朝鮮を煽っているのは誰か-
西村幸祐 著 PHP出版
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「はじめに」より
 日本が危機に瀕している。それも、有史以来最大の危機と言っても過言ではない。五十九年前に日本は戦争に負けたが、あの敗戦を遥かに上回る危険な情況に陥っている。そもそも、現在の危機の本質を自覚できないこと自体が、最大の危機なのだ。拉致問題、領土問題、安全保障問題、歴史認識問題、という国外からの攻撃は、韓国、北朝鮮、中国の <反日トライアングル> から向けられたものだが、その <反日トライアングル> に攻撃の武器を供給し、援助し続けているのが日本なのだ。

目次より:
第一章 <反日ファシズム>の襲撃
第二章 メディアの解体 - ワールドカップと北朝鮮報道の正体を暴くネットの力
第三章 「2ちゃんねる」は<閉ざされた思考空間>を破る
第四章 拉致家族と『朝日新聞』&筑紫哲也氏の深すぎる溝
第五章 北朝鮮を崩壊させる法、あります
第六章 八月十五日、靖国参拝に雨が降る。
第七章 「冬ソナ」と日韓友好ブームに潜む危機
第八章 終わりなき中国の「反日」
第九章 殉職 - 外交官・奥克彦氏と井之上正盛氏の「日本」
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中国・韓国・北朝鮮の日本に対する国家ストーカー的との言うべき「反日」を煽っている者が日本国内にもいる、は施設長も激しく同意である。そして、近年それに対して強力なツッコミを入れる役目を果たしているのが「2ちゃんねる」などインターネットの力であるということも。このマスメディアが流す情報とネット上の世論とのギャップをウォッチングするのが施設長的にはここ何年か面白くてやめられず、このブログを作った動機も主にそこにある。
例えばの話しをすればだが、先日記事でも触れた件、日本のメディアはとかく中国に阿り台湾問題に関して台湾に冷たい。今年正月の李登輝前総統訪日の際もしかりで、李登輝氏の動向については大きく報道しないようにし、一方「中国は怒っている」の報道だけは欠かさなかった。
そして、空港などで歓迎する人々はあたかもみな在日台湾人だけかのように伝えているメディアがあったが、それは事実ではない。このとき当ブログでも紹介しているメルマガ「台湾の声」(※)が、支援に回った2ちゃんねらー達と半ば連携して関連情報を流していたのには施設長は思わずウケてしまった。2ちゃんねる上に流れた空港等での李登輝氏歓迎の画像には、日の丸が多く写っていた(一方マスメディアの映像ではほとんど写ってなかったようである)。

※台湾正名運動の発案者である在日台湾人の林建良氏(元在日台湾同郷会会長、現世界台湾同郷会副会長)を編集長に、在日台湾人および日本人の支援者の手によって運営されているメルマガ。内容は主に台湾情勢についてで、ほとんどが日本語で配信されている。当ブログ「おすすめURL」参照。

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2005年4月 1日 (金曜日)

台湾の声:「切腹」した許文龍先生に敬意を表する

今日は取り急ぎ以下コピペ
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件名:「台湾の声」「切腹」した許文龍先生に敬意を表する
「切腹」した許文龍先生に敬意を表する
(転送転載、歓迎)
             台湾の声編集長 林 建良 (りん けんりょう)

 奇美グループの元会長、許文龍先生が326百万人デモの前夜、新聞紙上で中国の反国家分裂法を支持するとの広告を掲載した件について、3月29日の朝日新聞は「台湾独立派の大物、心変わり・商売絡みで『圧力』、憶測」と報じた。
 小林よしのり氏の『台湾論』にも登場し、日本でも尊敬を集めていた許先生だが、この記事を読んで失望した人も多いのではないだろうか。 だが台湾国内では、許氏への失望というより、同情の声が圧倒的に高い。中国に進出中の奇美グループが「人質」にされ、もはやこのようにせざるを得なかったというのが一般的な見方である。すでに江蘇省鎮江にある同グループの工場は、中国当局から稼動停止命令を受けたり、工場長が逮捕されるといった卑劣な圧力を受けている。反国家分裂法に引っかかり、その犠牲となった台独派第一号という見方が専らだが、正にその通りなのである。
 だが許先生は単なる憐れな犠牲者で終わるような人ではない。問題の広告を見ると、確かに許先生のサインはあるものの、その文面は中国人が書いたような中国語なのである。これは非常に下品な言葉遣いであり、台湾人なら決して書けないものだ。特に日本教育を受けてきた許先生の世代は、このようなものは断じて書かない。しかも中国の国家指導者には敬称をつけ、陳総統を「総統」と呼んでおらず、台湾人から見れば、これは異常すぎてとても真意だとは思わない。さらには広告の中で許先生は「会長引退」を表明しているが、実際にはすでに昨年6月、とっくに引退しているのだ。 つまり「自分で書いたものではない」「これは本意ではない」「すべてウソだ」といっているのに等しく、これは許氏の抵抗であろう。そして私はこれを読んで気がついた。この広告で許先生は、台湾人に対して「中国に関わればこのような目にあうぞ」と警告しているのだ。
 許先生は今回の広告を打ち出したことで、これまで台湾のために尽くしてきた自分の営みをすべて無にした。つまり自らの人格を否定したのである。だが敢えてそのような道を選んだのは、奇美グループの従業員のためだけではない。台湾に警鐘を打ち鳴らすためなのだ。そして警鐘は最大限に鳴らした。つまり人格の「切腹」を通じて、対中投資を奨励する国家指導者陳総統に対しての諫言を行ったのだ。 私はそうであったと断言できる。許先生とはそのような方だ。日本教育を受けた許先生のこの行動は、日本人ならよく理解できるはずだ。

 私は許先生を気の毒だとは敢えて言わない。それよりむしろ台湾のために発揮した勇気を讃えたい。

 そして日本のメディアでありながら、軽々と「心変わり」と報じた朝日新聞には軽蔑する。そもそも許先生が警戒を呼びかけるところの反国家分裂法は、何も台湾企業だけでなく、中国に進出する日本企業にとっても脅威である。だがそれすら書かないこの記事は、結局は許先生を見せしめにしようとする中国の行為を手伝っているだけである。

 許先生が中国から憎まれるのは、台独派だからというだけではない。中国から見れば許先生は李登輝先生に次ぐ「親日派」の権化であり、日本人の尊敬の的であるということも大きいのだ。中国の対台湾戦略の重要な一つは日台関係に楔を打ち込むことであり、両国を接近させる許先生は何としてでも日台への裏切り者に仕立てる必要があった。

 朝日新聞が台湾の統一派とともに、中国の「反台湾」「反日本」の駒であることは疑いないが、今回の記事も中国の意向を受けてのものだったのだろうか。

いずれにせよ、許先生の真意を伝えてその名誉を守るため、そして敬意を表するため、この一文を書いた。

毀誉褒貶をも厭わぬ台湾のサムライ

許文龍先生に激励のメッセージを!

●激励、応援の言葉を台湾の声編集部にお送り下さい。ご本人に届けます。

 送り先: koe@formosa.ne.jp (このまま返信できます)

●メッセージは本誌で掲載することもあります。掲載を希望されない方は、その旨お書き添え下さい。

『台湾の声』 http://www.emaga.com/info/3407.html
『台湾の声』 バックナンバー http://taj.taiwan.ne.jp/koe/
『日本之声』 http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe  Big5漢文

台湾の声:
http://www.emaga.com/bn/?2005040001079379003802.3407

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