« 2005年8月 | トップページ | 2005年10月 »

2005年9月24日 (土曜日)

NYタイムズ紙の対日報道に外務省が”不公正”と抗議

 最近久々減量をがんばってる施設長です。2週間で2kg落しました。
 えー、そりゃともかくとして、

 外務省は21日までに、米紙ニューヨーク・タイムズの日本の政治や選挙に関する報道は不公正だとして、抗議する旨を同紙への投書の形で伝えた、そうである。

自民党「支配」中朝と同一視 米紙NYタイムズ報道 外務省、不公正と“抗議”  gooニュース、産経新聞(9/23)

 ニューヨークタイムズ紙、別名アメリカの朝日新聞である(爆)。まあアメリカにもおかしなメディアっているのね。
 外務省が抗議の対象としたのは、ニューヨーク・タイムズ九月七日付の東京発の「なぜ日本は一党に統治されることに満足なのか」という見出しの報道記事と小泉純一郎首相を批判した同十三日付の社説。これらの記事の中で、NYタイムズ紙は、自民党の長期政権保持を「中国や北朝鮮の共産主義政権の支配」にたとえ、「韓国や台湾の方が市民社会や自由なマスコミが健在で民主主義がより進んでいる」などと論評、他にも「日本の民主主義は幻想、その基盤は希薄」「五十年の一党支配が民主主義の成長を止めた」「マスコミはみな自民党路線」といった表現が続出、13日の社説では、「小泉首相の軍事的ナショナリズムという日本の伝統の愚かな受け入れを容認することとなった」、「軍国主義者が祭られる神社への小泉首相の参拝と、より力強い軍事政策への同首相の支持はアジアの世論を警戒させた」などと中国共産党の主張そのまま。さすがのあの外務省が抗議に至ったのだから、よほどの言い草だったようだ。
 しかし、日本でもこういうおかしな言論が跋扈することが多いので勘違いする人が後を絶たないわけだが、言うまでもなく日本の自由と民主主義はアジアでもっとも成熟した方である。全体主義国家、中国・北朝鮮と比べるのは論外として、台湾は戦後長きにわたる国民党独裁政権を乗り越え80年代終り以降にようやく民主化を勝ち取った国。韓国も民主化への道は簡単ではなかったようだし、少なくとも今も(特に対日)歴史観に関するかぎりにおいては、あの国にまだ言論の自由はない。

| | トラックバック (1)

2005年9月21日 (水曜日)

「封印された歴史」認知の動き:ベトナム

終戦当時ベトナムに駐留していた日本兵が、その後ホー・チ・ミンのベトナム独立同盟(ベトミン)に参加、独立を目指してフランス軍と戦った事実を公に認知する動きがベトナム国内に出ているとのことである。

元日本兵の貢献、ベトナムで認知の動き 「封印の歴史」報道 産経新聞(9/20)

ベトミン軍に旧日本軍の武器の供与したこと、また陸軍士官学校教官だった将校がベトミン軍を訓練・育成したこと、また独立戦争に参加して戦死した旧日本兵が「革命烈士」の称号を与えられたことなどが伝えられているという。ベトナムでは、大戦末期駐留していた日本軍の食糧徴発により200万人が餓死した、という話しなどが宣伝されている事実は確かにあるが、ベトナムもどっかのように反日感情の強い地域かというと実際にはそうでもないという。ちなみにその200万人餓死の件にしても知られている限りその数字に根拠はない。飢餓は当時ベトナム北部で確かに発生したようだが、1944年の大凶作と、米軍の爆撃で南部の穀倉地帯との交通が寸断されたのが重なったため、というのが本当のところらしく、必ずしも日本軍の責任というわけでもないらしい。ちなみに当時ベトナム駐留の日本軍の数は10万、飢餓の起きた北部は一個師団2万5千だけで、その分の食糧徴発で200万人餓死というのは無理がありそうだ。
さて、独立戦争への旧日本兵の参加ということでは、これと似た話で有名なものでインドネシアのケースがある。同じ頃、インドネシアでも駐留していた日本軍の将兵約2千人が終戦後日本に帰国せず、その後勃発したインドネシア独立戦争に参加。再植民地化を狙い戻ってきたオランダ軍との4年にわたる戦闘で、その半数以上がインドネシアの土になったと言われている。
第二次大戦で日本が連合国と戦ったのは、あくまで連合国に石油禁輸などで追い詰められたため、その反撃手段として当時連合国が植民地にしていた東南アジアの資源地帯を奪取することが目的である。だが、現地の将兵に大東亜共栄圏で謳われたアジア解放の理想を信じ、それを日本が戦争に敗れたあとも本気で実行に移そうとした人が何百何千といた、それもまた事実だったようである。

| | トラックバック (0)

2005年9月19日 (月曜日)

9.18柳条湖事件記念日、すわ反日暴動再び?

笑えたので記事にする。

香港市内で抗日デモ行進 柳条湖事件の記念日 朝日新聞(9/18)

>5団体計20人余りが参加し、日本総領事館の入ったビルの前で「日本の軍国主義復活反対」などと抗議の声を上げた。

5団体で、・・・20人?1団体平均4人のデモ行進・・・ですか?(笑)

まあ、74年前に柳条湖事件の起きた瀋陽では、それを記念する博物館があり、ある程度大きなイベントがあったらしい。だが、中国は春以来、民衆のデモが反政府暴動に発展することを恐れ、かなり神経を尖らせて規制しているようで、官製のイベント以外、民衆による反日デモ(も、まあほんとは官製デモなんだけどさ)の類は伝えられていない。日本国内で、左翼系「市民」団体がこれと同じくらいの”素晴らしい”人数でデモなどをやって、マスコミが全国に大々的に報道、という場面を見たことはある。朝日は柳条湖事件の記念日に反日デモが起きなかったのが不満だったのだろうか、他がどこも報じない中思わず飛びついてしまったという印象である。

| | トラックバック (0)

2005年9月14日 (水曜日)

自民圧勝、さて中韓の反応は?

さて、日曜の衆院選は自民党の歴史的圧勝に終わったわけだが、新聞の国際面を見ると日本の衆院選に対する海外の関心が高いのには驚かされる。特に中・韓はどうだっただろうか。

中国、対日政策に変化なし 衆院選、冷静に受け止め   産経新聞(9/13)
中国外務省、靖国参拝に反対・自民圧勝で  日本経済新聞(9/13)
自民大勝、韓国は日本の右傾化を懸念  読売新聞(9/12)
中国青年報:自民党圧勝で「5度目の靖国参拝近い」 中国情報局(9/12)
中韓、右傾化を懸念 英仏メディア、改革に焦点 総選挙 朝日新聞(9/12)

まあ、だいたい予想の反応。政府公式見解としては静観、でもメディアで学者などに文句言わせ、ネットは反日で盛り上がる、野党は中韓との関係悪化を靖国参拝などを行ってきた小泉政権のせいとしてきたので、日本のサヨク勢力には期待していたのだろう。正直ショックは隠せない雰囲気はあるようだ。前述の通り、昨今の中韓は日本の世論を読み間違えていた可能性はある。その原因は日本のマスメディアにあると言っていい。靖国問題や従軍慰安婦問題などは、あれらは実は最初に中韓が言ってきたというよりは、日本のマスメディアが中韓を焚きつけたものだが、反日・親中親韓言論が当の日本から発せられて来るのだから、勘違いしても無理はない。今回自民党は、選挙戦では郵政民営化に争点を一点集中し、靖国問題・歴史認識問題・中韓との関係の問題などは避ける方針だったのは事実だ。しかし、少なくとも惨敗した民主党他野党は、これらを自民党に対する大きな攻撃材料の一つにしていたことには違いない。今回の選挙結果は野党の主張通り、郵政民営化だけの選挙結果ではなかったと施設長的には捉えているし、中国や韓国もそう捉えているようである。

| | トラックバック (0)

2005年9月11日 (日曜日)

東シナ海ガス田に中国軍艦出現

みなさんは選挙にはちゃんと行きましたでしょうか。今日投票の衆議院選挙、開票が始まったすぐの時点で早くも各メディアは自民圧勝を伝え始めているようだ。さて、今日の選挙に大してどれほどの影響を与えたのかは定かではないが、一昨日以下のようなことがあったので、記事にしておこう。

中国海軍 東シナ海のガス田付近に軍艦5隻派遣   毎日新聞(9/10)

9日(金)午前9時頃、東シナ海の春暁ガス田の付近を航行する中国海軍の艦艇5隻を海上自衛隊の対潜哨戒機P3Cが確認した。詳しくは、海上自衛隊のウェブサイトでも公表されている。

中国海軍艦艇の動向について  平成17.9.9 海上幕僚監部  海上自衛隊(9/9)

しかし、今日が衆議院選挙なだけに、どうしても思い出してしまう。1996年の台湾総統選挙直前、中国海軍は台湾海峡でミサイルを試射するなどの大規模な軍事演習を行ったことを。明らかに台湾の選挙を意識した示威行動だったわけだが、しかしこのとき台湾の世論は反発して結局逆効果だったということで、次の総統選挙以降では、同じことはしなかったのである。
今回も、時期的に見て日本の選挙を意識してのことだったのだろうか。春の反日暴動では日本の世論はもはやその異常性を認識し、中国に対して公然と批判的なものとなった。先月の終戦記念日には靖国神社に20万人を超える参拝者が訪れた。なので、台湾で失敗したので同じことはやらないんじゃないかと思っていたのだが。ただ、ありえないことではない。そうは言ってもメディアから日本を見れば、野党は与党自民党を攻撃する材料の一つに、「近隣諸国との関係を悪化させアジアで孤立している」を主張しているところは多い。小泉首相の靖国神社参拝については、自民党以外ほとんどが「反対」。マスメディアもしかり。それが日本の世論と中国が読み間違えた可能性は考えられる。

| | トラックバック (0)

2005年9月 4日 (日曜日)

書籍紹介:「マンガ嫌韓流」

 さて、そろそろこのマンガ本についての話しをしよう。
 ネットをよく見る人にとってはすでによく知られていることだが、マスメディアでは韓国といえば韓流ブームと言われてもてはやされている情報しか目にすることがない一方、2ちゃんねるなどのネットを見るとこれが全く対照的にボロクソに叩かれていることがほとんどである。そう、韓国に関する話題はマスメディアが流す情報とネット上の世論との間のギャップがもっとも激しい話題といっていい。
 実際、このマンガ本も出版物として出版することは極めて難しかったらしい。作品自体は2003年には描き上がっていたらしいのだが、どの出版社にも出版を拒否され、2年たった今年ようやく出版に漕ぎ着けたのである。出版するときも作者のホームページによれば、朝日・毎日はもちろん読売や産経などにも、全国紙すべてにことごとく広告掲載を断られたとのことである。
 さて、それで売れ行きはというと、これがどうやらバカ売れしているようである。7/26の発売当初、施設長はいろんな書店を探したのだがなかなか見つからなかった。2ちゃんねる情報から東京駅前丸の内オアゾの丸善でやっと発見、入手することができた。その後、これは売れるということになったのかかなり増刷されたようで、今現在では多くの書店で平積みで売られている。発売から一ヶ月以上経ったいまだに、多くの大型書店のウェブサイト上で、売り上げランキングの上位に載っている。

順位は今日9月4日現在:
アマゾン・トップセラー   ・・・ 本総合3位
紀伊国屋・単行本ベストセラー   ・・・ 単行本1位
三省堂書店・一般書   ・・・ 一般書3位
八重洲ブックセンター ・・・ 一階(新刊話題書等)フロア中2位

 さて、これらのランキングを見ていただいた上で次のソースを見ていただきたいが、これに対しマスメディアの一部に微妙な反応が現れて興味深かったのである。

TBS「王様のブランチ」より:

ブックランキング 2005年7月2日
ブックランキング 2005年7月9日
ブックランキング 2005年7月16日
ブックランキング 2005年7月23日

 と、ここまでずっと「総合」ランキングである。ところが、

ブックランキング 2005年7月30日

 「マンガ嫌韓流」発売の7月26日の次の放送ではこれがなぜか突如「タレント本」ランキングに変わる。

ブックランキング 2005年8月6日

 そして、次の週ではこれが「コミック」ランキングに変わり、そしてさらに次の週から元の「総合」ランキングに戻るのである。

ブックランキング 2005年8月13日
ブックランキング 2005年8月20日
ブックランキング 2005年8月27日

 なお、ここでは「マンガ嫌韓流」は現在まで一度もランキング入りしていない。もちろん、書店によってはランキングに入ってないところはある。当初「マンガ嫌韓流」がランキングに入ってくることを恐れ急遽ランキングを変えたが、どうやら自分達のソースでは入ってこないことがわかり、変えた意図を微妙にカモフラージュしながら元に戻した、といったところではあるまいか。ちなみにTBSは、石原都知事発言を捏造して報道したことについて、「マンガ嫌韓流」の中で番組名から出演者まで名指しで激しく叩かれているテレビ局である。

 そしてもうひとつ微妙に面白かったのはやはり朝日新聞である。

asahi.com BOOKランキング

この中のamazon.co.jpのランキングに注目。

Amazon.co.jp(和書総合、7月4日~7月10日)(07/16)

 次のリンクは(07/23)とあるが、実は上の7/16以降なぜか2週間近く更新が滞ってからの更新であった。つまり「マンガ嫌韓流」発売開始後の更新である。そこには・・・、

Amazon.co.jp(和書総合、7月11日~7月17日)(07/23)

>※ランキングの対象書籍にコミックは含まれていません。

 うーん、何これ(笑)。

Amazon.co.jp(和書総合、7月18日~7月24日)(07/30)
Amazon.co.jp(和書総合、7月25日~7月31日)(08/06)
Amazon.co.jp(和書総合、8月8日~8月14日)(08/20)

 と、以降ずっと「コミックは含まれません」のお断りがつくが、ついに朝日が「マンガ嫌韓流」の名を載せる決断に踏み切る。

Amazon.co.jp(和書総合、8月15日~8月21日)(08/27)

>※Amazon.co.jpからのおことわり:これまで漫画のタイトルにつき除外しておりました『マンガ嫌韓流』と『マンガ中国入門 やっかいな隣人の研究』を今回よりランキングに含めております。

 朝日新聞さんよ、ちなみにこれほんとは「Amazon.co.jpからのおことわり」ではないんじゃないか?アマゾンのサイトでは最初から「マンガ嫌韓流」はランキング独走状態で載っていたぞ。それにしても、7/11-17の週のランキングについて2週間近く更新が滞っていた点、その間、朝日新聞の内部ではひょっとして相当もめていたのではあるまいか。

 この「マンガ嫌韓流」、以上のようなマスメディアの慌てぶりでもわかるように、内容は韓国に対してだけではなく、韓国関連のことについては異常に歪んだ報道姿勢をとり続ける日本のマスメディアに対しても強いツッコミが入れられている。その点も非常にお薦めである。

「マンガ嫌韓流」  山野車輪著 晋遊舎 1000円

目次より:
第1話「日韓共催ワールドカップの裏側」 韓国人に汚されたW杯サッカーの歴史
第2話「戦後補償問題」 永遠に要求される金と土下座
第3話「在日韓国・朝鮮人の来歴」 在日が歩んだ歴史と「強制連行」の神話
第4話「日本文化を盗む韓国」 日本文化の窃盗と著作権無視 パクリの実態
第5話「反日マスコミの脅威」 日本を内側から蝕む反日マスコミのプロパガンダ
第6話「ハングルと韓国人」 自称「世界一優秀な言語」ハングルの歴史と秘密
第7話「外国人参政権の問題」 外国人(=在日韓国人)が参政権を持つということ
第8話「日韓併合の真実」 朝鮮の近代化に努めた日帝36年の功罪
第9話「日本領侵略――竹島問題」 互いに領有権を争う日本と韓国 それぞれの主張
エピローグ「日韓友好への道」 特別編「冬のソナタと韓流ブーム」

| | トラックバック (0)

« 2005年8月 | トップページ | 2005年10月 »