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2006年3月29日 (水曜日)

早いもので開設一周年

浦安でも桜が咲き始めました。
早いもので当施設も開設して1年。昨年の春というと中国の反日暴動に始まり、開設以来極東アジアのニュースに関しては、実に話題の豊富な一年であった。施設長が怠け者^H^H^H^H多忙なため、当施設の更新頻度はブログとしては多い方ではあるまいが、書くネタに困ったことはなかった印象である。
さて、次の一年、果たしてどのような話題をお伝えすることになるだろう。

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2006年3月19日 (日曜日)

有害情報?言論統制?:子供向け検索サイト「キッズgoo」の怪

最近米googleが中国版で中国当局のネット検閲に追従しているといったニュースが伝えられたこともあったが、これもその類か。このところ、ネット上で話題になっているのだが、検索エンジンgooが子供を有害情報から守るという名目で行うサービスに子供向け検索サイト「キッズgoo」というのがある。しかし子供を有害情報から守るという名目の元、その本来の目的以外にも政治的に偏向した言論統制が行われているのではないかという疑いがもたれている。

試しに保守系団体・言論人のwebサイトを引っ掛けるとどうなるだろう(以下をクリックして見ていただきたい)。

日本文化チャンネル桜
日本会議
櫻井よしこwebサイト  (トップは表示されるがenterを押すと)

>ごめんね。ページがひょうじできませんでした。

うーむ、確かにこれは怪しい。チャンネル桜を子供が見ちゃだめなのか?じゃあ「寺子屋桜」とかの番組は何なんだろ。ただ、左翼系団体も例えば中核派など過激派のHPはやはりフィルタリングされているようである。しかしである、

(「救う会全国評議会」で検索した結果)
「 救う会全国評議会 」の検索結果 を 15 件発見!

>(このページは、キッズgooではひょうじしていません。)
>(このページは、キッズgooではひょうじしていません。)
>(このページは、キッズgooではひょうじしていません。)
>・・・

え、それはおかしくないか?さらには、

台湾正名運動 私たちの国籍は「台湾」です
台湾の声バックナンバー一覧
東トルキスタンの人々に自由と平和を

>ごめんね。ページがひょうじできませんでした。

おいおい・・・。これは「ごめん」ではすまないだろ。台湾正名運動とかが子供に有害ってのは完全に意味不明だぞ。どうやら確かにかなり怪しいことになっているようである。
しかし、驚いたのはこれだ。

なぞの施設AREA09annex

>ごめんね。ページがひょうじできませんでした。

なんと!当施設もフィルタリング対象にされている。言論弾圧だ!と怒るべきところなのかもしれないが、なぜかちょっとうれしはずかしな気分だ。よほどヒマな人たちなのか知らないが当施設をよく探し出していただいたものである。しかし、喜んでもいられない、これではまるで中国のようではないか。なんとも薄気味の悪い話しである。

※なお、上記の検索結果は3/19現在のものです。

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2006年3月 7日 (火曜日)

ハリウッド「反日映画制作」偽情報、在米反日団体が流布

続けて今日の話題はもうひとつ、

南京攻略描く米映画制作情報 在米反日団体が昨年流布  ≪中国当局と密接に連携≫ 産経新聞(3/7)

アメリカで日本軍による南京虐殺を題材にした映画が、ハリウッドの著名俳優クリント・イーストウッド氏が監督となって制作される、上海の新聞「文匯報」が一月十八日付でそのような内容の報道を報じていたが、この報道については、その後イーストウッド氏の代理人によって否定された。そして、この偽情報は「第二次大戦アジア史保存連盟」(ALPHA)という組織のロサンゼルス支部なる米国内に拠点を置く、反日団体が昨年12月に「プレス発表」として宣伝していたものであることがわかった。なおこの団体は、中国当局が関与する「世界抗日戦争史実維護連合会」傘下にある、ということである。
以前にも、カリフォルニア州議会で「反日教科書法」なるものが通りそうになったのを、同州のアーノルド・シュワルツェネッガー知事が拒否権で止めたニュースについて、当施設で触れた(’05年10/10記事「カリフォルニア州『反日教科書』:法成立せず、シュワ知事が拒否」)。アメリカでは今の時代も、蒋介石の頃のように中国人系団体による反日工作活動というのが行われているのである。
さて、なぜ今回このような偽情報が?ということだが、以下を見るとなにやら理由が想像できる。

イーストウッド、石原都知事とがっちり意気投合!  サンスポ.com('05/4/7)
石原都知事を表敬訪問 イーストウッド監督 小説「硫黄島の星条旗」映画化 協力を要請 小笠原新聞('05/4/7)
イーストウッド「硫黄島」日米で製作 スポニチannex('05/4/7)

実はクリント・イーストウッド氏は、第二次大戦中の硫黄島の日米の戦闘を描いた映画の制作を計画している。上記のソースでは、石原都知事に表敬訪問し協力を要請している。さらに、日本側の視点による別作品をプロデュースし、日本人監督を起用して製作するという。そう、この内容から見るとイーストウッド氏自身は反日的とは程遠い。一方中国にとって、あの戦争の歴史認識で日米が「理解を深める」ことは非常に都合が悪いのである。今回の「イーストウッド氏の反日映画」偽情報は、それに対する日米分断・妨害工作、のつもり、だったようである。

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メディアの言う「民意」とは?:毎日社説(3/6)

社説:統一綱領 法理で民意をつかめるか  毎日新聞社説(3/6)

さて、今日はこの嘘吐き社説からいってみようか。

> 台湾の民意をつかむという陳総統の目算は外れた、というべきだろう。まず、中国の態度である。胡錦濤国家主席は、「重大な挑戦」「台湾独立に向かう危険な一歩」と批判した。

「民意」という言葉を社説のタイトルにまで載せておきながら、とんでもない。中国様、胡錦濤様のご意向が「まず」と来たもんだ。台湾独立がよくないとする民意の根拠が「国民党が政権奪回する勢い」と、2年先の総統選挙に願望丸出しなことを書いていることくらいで、他に何も根拠らしいものが書かれてないのには驚いた。

> しかし、江沢民主席の時代なら軍事圧力をちらつかせて台湾世論を憤激させたかもしれないが、「和の外交」の胡主席は、台湾の野党党首を招待したり、パンダ寄贈を提案しても、民進党との神学論争には深入りしない。温家宝首相の政府活動報告も、対話と交流に比重を置いている。

和の外交??台湾の統一派野党党首招いて、台湾分断工作をすることが対話の姿勢とはこれいかに。そして二言目には「パンダの寄贈を提案してるのに・・・」、中共の政治宣伝そのまんまである。これが自分の国のメディアかと思うと背筋が寒くなる。
さて、偽善系メディアが「民意」という言葉を使ったついでにひとつ紹介しておこう。

【WBC台湾正名】陳[金庸]基選手「私は“台湾隊”代表」発言に沸いた観客席 メルマガ「台湾の声」

台湾のケーブルテレビ・緯来グループが放映した試合後のインタビューの動画:

http://myweb.hinet.net/home2/bigobss/Good.wmv

これは去る3/5、東京ドームで行われたWBC(ワールドベースボールクラシック)1次リーグ、台湾対中国の試合のあと、勝利した台湾チームの陳[金庸]基(ちん・ようき)内野手のヒーロー・インタビューの映像である。台湾のメディアでは陳内野手のこのときの発言が愛国的と話題になっているそうである。
問題のシーンはこの動画の終わりの方、2分40秒くらいから、日本人のアナウンサーが「"チャイニーズ・タイペイ"代表として戦ってきたんですが、あらためてこの大会を振り返ってどうだったか?」と聞き、通訳がそれを中国語に訳して伝えたところ、陳選手は「私は”台湾”の代表として、この大会に参加できて嬉しい」と「チャイニーズタイペイ代表」の表現を「台湾代表」に言い直して答えた。中国語がわからない人でもわかるだろう、陳選手が「台湾」という言葉を口にした直後、場内に大きな歓声と拍手が沸いたのを。中国語に反応し日本語には反応していない点、明らかに台湾から応援に来たファンによるものと思われる。「チャイニーズタイペイ」とは、台湾があくまで中国の一部であることを意味する呼び名だ。それを「台湾」と改めた陳選手に起きた大歓声と拍手。
本当の「民意」が一瞬垣間見えたようである。

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