« 2006年4月 | トップページ | 2006年6月 »

2006年5月29日 (月曜日)

国旗・国歌 サボタージュ横行(5/29)

さて、今はもう5月も終り、卒業式も入学式も季節ではないながらこんなニュースがあったので記事にしとこう。

国旗・国歌 サボタージュ横行 5/29産経新聞
>式典での国旗掲揚、国歌斉唱に反対する教職員らのサボタージュは、国旗国歌法の制定や処分の徹底とともに形を変えながら変遷してきた。

平成11年の国旗国歌法施行以前は、職員会議で校長をつるし上げる、式典でやじる、暴れるなどのあからさまな妨害行為もあったらしい。近年それが処罰対象となってからは、展示物で壇上の国旗を見えなくする、生徒に起立しないよう吹き込む等、式典での国旗・国歌の妨害行為が巧妙化しているとのことである。
相変わらず懲りない人たちもいたものだが、国旗・国歌に反抗するのが何かいいことだと思っている人たちにはこんな話を紹介しておきたい。

軍事評論家=佐藤守のブログ日記

以下は、軍事評論家で元航空自衛隊空将の佐藤守氏による上記のブログの中からの抜粋である。国旗・国歌に対する認識が薄いために、海外で酷い目に遭った日本人の例が紹介されている。

>『事例1=英国の公立学校の入学試験で、日本の国旗・国歌の意味を尋ねられたが答えられずに不合格になった.
>事例2=米国の小学校に入学した時の歓迎会で、『君が代』が演奏されたのに座ったままでいると厳しく注意され恥をかいた.
>事例3=パプア・ニューギニアで、国旗降下の時そのまま仕事を続けていたら突然殴りつけられた.

事例1など象徴的だ。入試が不合格になってしまうのだ。自分の国の国旗・国歌を説明できないのは、よほどおかしな人物と思われたということだ。これらの話はチャンネル桜のある番組でも紹介されていた。他に海外のスタジアムでスポーツ観戦したとき、その国の国歌が流れ、観客が起立していたのをそのまま座って聴いてたら、後ろから思い切り足で蹴られた、という話もあるそうだ。現地の人たちにとっては「俺達の国に喧嘩を売っているのかこいつは??」と思うのである。そう、国旗や国歌についてちゃんと教わってない人は、海外では非常識な人間と見られ、大恥をかく。
要するにこれは政治思想の右左以前、常識の問題である。仮にも教職に就いている者ならば、ヘンなイデオロギーで生徒達に幼稚な反抗心を教え、非常識な人間を量産するのをやめるべきである。

| | トラックバック (0)

2006年5月21日 (日曜日)

書籍紹介:「大日本帝国の民主主義」

で、そういえば書籍紹介記事はえらい久しぶりになってしまった気がする。紹介したい本はあるが、わりと最近の新刊で、ということで今日はこれ。
ジャーナリストの田原総一朗氏と東大名誉教授の坂野潤治氏の対談形式で、戦前政治史の内幕に迫るという内容。この内容は確か小学館のSAPIOで連載されていたものが本になったものである。ちなみに中道左派を自称する田原氏、本書の中でも「イラク戦争反対、女帝・女系天皇賛成(だから女帝と女系天皇は違うと言うに:施設長注釈)、首相の靖国参拝反対、中国敵視は愚策」と言っている点、当施設的にはその辺には微妙ないしは正直賛同できない意見も持つ人ではある。しかし、その田原氏が主張する。「戦後アメリカが初めて日本に民主主義を持ち込んだというのはウソ」、「明治憲法は民主的に運用されていた」、ここは大いに注目すべき点である。今でも戦後生まれの日本人の実際まだかなり多くが、戦前はまるで北朝鮮か何かのような、独裁的で、言論・思想の自由がない社会だったと信じこんでいる実情がある。まあそれに至っては、戦前日本が北朝鮮のような社会であったなら、本書の内容以前にそもそも政党が複数あったり普通選挙制があったりマスコミ・言論人が言いたいこと言ってたり(※)とかするか、とツッコミたくなる。よく戦前軍部の独走を言うときに出てくる「統帥権干犯問題」のようなものが当時実際にはどのような部分が論点となっていたかとか、満州事変のとき政府と軍とでどのようなやりとりがあったのかなどの話は興味深い。本書で触れている内容を読めば、戦前日本に対するイメージが一変する人は多いのではなかろうか。

「大日本帝国の民主主義」 坂野潤治、田原総一朗著 小学館 1575円

第一章 大日本帝国憲法制定をめぐる政権暗闘
第二章 美濃部達吉と北一輝はつながっていた
第三章 満州事変拡大は米国のミス
第四章 リベラルとデモクラシーは別物
第五章 日本では革命は起きない
第六章 「海外雄飛」も「議会」もワンセット

※ちなみに本の内容とは関係ないが、戦前日本の言論の自由の最たる例をひとつ挙げよう。日露戦争当時、雑誌「明星」に発表した与謝野晶子の有名な「君死に給うことなかれ」の一部だ。

「・・・すめらみことは、戦ひにおほみずからは出でまさね、 かたみに人の血を流し、 獣の道に 死ねよとは・・・」(「明星」明治三十七年九月号)

「天皇は自分では戦わないくせに・・・」ときたもんだ。当時さすがに批判は買ったものの、このとき当局からは全然お咎めなし、明治天皇の悪口を書いて出版した晶子が逮捕もされないどころか「明星」も発禁にすらなっていない。明治時代、日露戦争当時の日本でここまでの言論の自由があったのである。

| | トラックバック (0)

2006年5月15日 (月曜日)

台湾のWHO加盟「支持」に一票を:台湾の声

最近、またちょっと料理に凝っている施設長です。手作りの麻婆豆腐を作ったのだが、スーパーで中国産山椒を見つけたので喜んで買って入れたところ、入れすぎた・・・。からい。

さて、少し更新が空いてしまった。今日は当初久々書籍紹介記事の予定でしたが、以下の情報があったので今日はこちらを掲載しておこう。

-------------------------------------------
件名:「台湾の声」:台湾のWHO加盟「支持」に一票を

台湾駐日代表処「台湾週報」より 【転送・転載歓迎】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

インターネットで台湾のWHO加盟「支持」に一票を

世界は今、鳥インフルエンザをはじめ新型インフルエンザの流行という大きな脅威に直面しています。疾病に国境はなく、あらゆる国が協力してその防疫に取り組み、万全の準備を整えることの重要性が高まっていますが、アジアでの人的往来における要衝である台湾が、中国の政治的圧力のために、長い間WHOに加盟できないばかりか各種疾病の専門会議へも参加できない状況に置かれています。台湾の医療衛生は国内でも相応の水準に達し、各国への対外医療支援においても積極的に活動し、評価されています。にもかかわらず世界の衛生ネットワークから台湾が外され、国際社会に貢献する機会を奪われていることは、台湾の国民だけでなく国際社会にとっても非常に危険で不条理なことです。台湾の政府は年に一度ジュネーブで開催されるWHO年次総会へのオブザーバー参加をはじめ、WHO加盟の実現に向けて全力で取り組んでいます。ここで、日本の皆様にも台湾のWHO加盟をぜひ支持していただきたく、心からお願い申し上げます。

【支持の方法】

下記HP(英語版)を開き、台湾のWHO加盟に関する説明文をお読みいただき同意いただけた場合、同画面下の「Sign the petition」をクリックしてください。次の画面に出てくるサインのパターンに従って必要事項(氏名、メールアドレス、現住所など)をご記入のうえ、「Sign」をクリックしますと、台湾のWHO加盟を支持する一票としてカウントされます。

http://www.gopetition.com/online/6328.html
--------------------------------------

台湾のWHO加盟問題というと、やはり3年前のSARS騒動を思い出す。あのとき実は、わけあって施設長はあの騒動の真っ只中に台湾入りし、帰国後10日間自宅待機のえらい目に遭った体験を持ってたりもする。まあ、それはともかく、あのときSARSの蔓延が深刻となった台湾は、未加盟の立場からWHOからの情報提供を受けられない状況に苦しめられていたのである。
一日も早い台湾のWHO加盟実現を祈ろう。

| | トラックバック (0)

« 2006年4月 | トップページ | 2006年6月 »