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2007年2月27日 (火曜日)

「国民1人当たり軍事費(?)では日本の7%」:中国高官発言

読んで思わずお茶を吹いてしまったので記事にしておく。

中国の軍事費は国民1人当たりでは日本の7%、と中国側 朝日新聞(2/27)

これは自民党の中川昭一政調会長が講演で中国の軍事的脅威について発言したことに対して、中国外務省の秦剛・副報道局長が記者会見で反発。その中での発言内容である。

>秦副局長は「奇妙なのは、日本の面積は中国の25分の1で、人口は10分の1の国家なのに、軍事費は膨大なことだ。中国の軍事費は日本の67%で、国民1人当たりでは7%に過ぎない」と指摘した。

>国民1人当たりでは7%に過ぎない

笑うところか!w
面積や人口の比で何を言いたいのかさっぱり意味不明だが、日本の防衛費はGDP比では0.9%、中国は公表値だけで5%以上。その増減では日本はここ何年か横ばいのままなのに対し、中国は10数年間連続二桁%増。どっちが軍拡に狂奔しまくっている国かは誰の目にも明らかだ。あまつさえ、かたや核ミサイルを向けている国、かたや向けられても「核武装」を口にすることすらタブー視されている国・・・。何をか言わんやである。
やはり人間後ろめたいことがあるときほど、その言い訳で却ってアホウなことを言ってしまうものである。

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2007年2月 5日 (月曜日)

「史上最大規模のデブリ発生事件だ」:中国の人工衛星破壊実験

当施設は扱う話題を極東アジアのニュースな話題に絞ったブログである。要はそれが元々施設長の昔からの趣味話だからなのだが、施設長の趣味は別にそれだけではない。昔の趣味で最近復活させつつあるのが天体観測である。奮発して米ミード社製の口径20cmという結構でかい天体望遠鏡に、撮影用に同社製の簡易型CCD装置まで買ってしまった。天候に恵まれた週末の夜には浦安から九十九里浜まで高速でひとっ飛びし、しばし星空を楽しむ。
さて、そんな感じで次に行くときは何見ようかと、天体観測関係のニュースや暦などを見るためアストロアーツのサイトを読んでいたら、なんかいきなりまた当施設的な話題に引き戻されてしまった。よって、それを記事にしておく。まあ、このニュースはしばらく前から伝えられていた話ではあるが。

人工衛星破壊実験は「史上最大規模の宇宙ごみ投棄」 AstroArts天文ニュース(2/2)
>中国が1月12日(日本時間)に行ったミサイルによる人工衛星破壊実験によって、大量のデブリ(宇宙ごみ)が発生していることがわかった。専門家によれば、同実験によるデブリの発生は史上最大規模。国際宇宙ステーションをはじめ低軌道を周回する数多くの人工衛星が危険にさらされている。

地球上で暮らしているとピンと来ないがこのデブリ(宇宙ゴミ)というのはまことにやっかいで深刻な問題なのである。道路や海上に落ちてるゴミに車や船が当たったところで、よほどでかいものでもない限り大したことはない。だがこれが宇宙となるとワケが違う。問題は当たるゴミとの相対速度だ。人工衛星と宇宙に漂うデブリは互いに秒速数キロ、時速にして一万数千キロの猛スピードで飛んでいる。これが万一当たるとわずかなチリのようなデブリでも衝突のエネルギーがあまりにも大きいのだ。重さ10gのごく小さなデブリが相対速度秒速5km(時速18000km)で当たったとしよう。このときのエネルギーは重さ1トンの車が時速60km弱で衝突したエネルギーに等しいのである。普通の人工衛星ならまずこれだけでオシャカになりそうだ。人間が乗っているスペースシャトルや国際宇宙ステーションであれば乗員の生命に関わる重大な事故になりうる。宇宙が広大であるため衝突の確率自体は低いながらそれでも万が一当たれば非常に危険な宇宙ゴミ。今回これを宇宙開発史上最大規模で撒き散らしてくれたのが、先日の中国による人工衛星破壊実験なのである。毎度この国、軍拡もさることながら、環境問題などに対する認識もかなり危なっかしいものがあると言わざるを得ない。

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