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2008年7月 9日 (水曜日)

加藤元自民幹事長「拉致被害者返すべき」発言に家族会・救う会が抗議(7/9)

いや、すいません。毎日寝に帰る生活でまた日が経ってしまいました。その間世の中はこれまた事件起きまくりではないか。さて一体どれから話せばよいものかと困っていたのをリセットするかのような「なんじゃこりゃあ!?」ものの事件が一つ。とりあえずこれは記事にしなければならない。

加藤氏「拉致被害者を北朝鮮に返すべきだった」と発言 家族会・救う会が抗議声明(7/9,産経新聞)
>自民党の加藤紘一元幹事長が拉致被害者5人について「国家と国家の約束だから北朝鮮に返すべきだった」と発言したことをめぐり、拉致被害者家族会(飯塚繁雄代表)と「救う会」(藤野義昭会長)は9日、「拉致被害者や家族の思いや不安をまったく理解しようとしない加藤氏に強い憤りを覚える」と抗議声明を出した。

問題の発言は9/7夜、日本BS放送(BS11デジタル)の「大人の自由時間」に加藤元幹事長が出演した際のもの。とりあえずYouTubeにアップされた問題の映像を見てみよう。

20080707 北朝鮮拉致に対する加藤紘一の発言(YouTube)

さて、削除される前にこの中で加藤氏とインタビューアの西川のりお氏との会話の中の決定的セリフをおこしておこう。

西川「まあ、我々が憶えてるのはね、拉致家族のそれこそ蓮池さん、曽我さん、地村さん帰って来たときにね、官房長官であった福田さんは『返そう』と。『これは約束だから』と。安倍さんは副官房長官で『いや、返さないでおこう』と、いうことを我々明確に憶えているわけですよ。ここで二人の考え方がちょっと違うと思うんですよ。」
加藤「違う。最も大きく違うのはね、西川さんそこが重大なポイントだと思うんですよ。」
西川「ここがポイントだと思うんですよ。」
加藤「私は福田さんが正しいと思う。」
西川「(一時帰国の拉致被害者を北朝鮮に)返した方がよかったわけですか
加藤「当然です!国家と国家の約束ですから。」
女性キャスター「約束を破ってしまったみたいな形になってしまうから。」
加藤「はい!あのときに・・・、」
西川「でも国民の感情としてはあれは元々拉致されたものであると、返すということというふうな道理はというのがね、ありますよ、わかりますよ。元々連れ去られたんだと、何を返すんだと、いうふうなことになりましたよね。でも加藤さんは返した方がよかったということ。」
加藤「よかったと思いますよ。」
西川「ほう!」

どうでもいいが、李明博氏の前の韓国大統領が盧泰愚氏だの、2002年に帰国した拉致被害者が3人(正しくは5人)だのインタビューアーの西川のりお氏も加藤氏も間違いだらけの内容、何なんだこれは。
それにしてもドン引きという言葉は加藤氏発言のためにあると言いたくなる内容だ。外交感覚云々以前に人としての常識感覚を疑わざるを得ない。返しても殺されることはないだと?ならば何でもいいのか?返せばどうなっていたか、北朝鮮は拉致被害者の言論の自由を奪った状態で「私達は日本に帰るつもりはありません、北朝鮮は素晴らしい国、金正日将軍様マンセー」と言わせてそれで終わりだ。拉致された本人がそう言ってるのだからこれ以上拉致問題などないの一点張りになり、拉致問題の状況は今よりはるかに解決には遠いものとなるだろう。要するに加藤氏の「外交感覚」とやらにしてもお粗末極まるものと言わざるを得ない。

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