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2009年2月28日 (土曜日)

またもメディアの捏造報道:麻生首相青森講演会(2/22)

またやらかしてくれたようだな。もちろん、麻生首相がではなくマスコミがである。2月22日に青森市のホテルで自民党の会合で行われた麻生首相の講演会が、TBSのNews iで報じられたときの動画がネット上で問題となった。講演の間、空席だらけであるかのような映像が流されている。TBSと同じ系列の毎日の記事でも「空席が目立つ」、「席を立つ人が何人も出た」など、講演会がまるでさんざんなものであったかのように報じられた。

麻生首相、地方講演で民主党批判 TBS News i (2/23)

1割政権:首相講演に異変、離席者も/「ポスト麻生」動けない、探せない(その1) 毎日新聞(2/23)
>◇首相講演に異変、離席者も
>40分にわたる講演の後半には、約800人の聴衆から席を立つ人が何人も出た。
>セミナーには細田博之幹事長、保利耕輔政調会長、地元・青森選出の大島理森国対委員長、津島雄二税調会長ら党幹部も顔をそろえていたが、空席が目立つ。

さて、これがもし真っ赤なウソだったとしたらあなたはどう思うだろうか。ネット上で上述TBSの動画を検証したものがある。

おわかりいただけただろうか。そう、演説の途中に空席の多い客席のカットが入る。この客席のカットは本当は公演中ではなくどうも講演が始まる前に撮影したものと思われるのだ。1)講演前のまだ席が埋まる前の客席の映像、2)麻生首相来場、3)麻生首相講演、のカットを撮影して順番を2)→1)→3)と編集しなおして放送した。はい、そうです。捏造報道です。
同じ講演について、青森県の地元メディアによる映像がある。

特に最初と最後の5秒間に注目。最初の5秒間は客席をバックにした麻生首相来場シーン。アングルに写っている限りでは席は概ね埋まっているようだ。そして最後の5秒間、麻生首相の言葉に場内大きな拍手。前述の毎日新聞の記事とはかなり印象の違うものがある。
TBSには以下放送法第三条の条項を声を出して読み上げることをお薦めする。

放送法
第三条の二  放送事業者は、国内放送の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。
  一  公安及び善良な風俗を害しないこと。
  二  政治的に公平であること。
  三  報道は事実をまげないですること。
  四  意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。


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2009年2月20日 (金曜日)

不毛な騒動、報じられぬ日本の国際貢献:ローマG7・補足

前記事に関して補足しておく。

>時事通信のサイトでも一時同様の記事が出ていたのだが、「消されてしまった」とのことである。なぜ消す必要なんかがあったんだか。

これについてはソースとスナップショットを晒しておく。時事通信はいったん配信した記事から、IMFのストロスカーン専務理事による日本と中川氏に対する「過去に例のない最大の貢献」という評価コメントを削除している。

googleキャッシュに残った削除前の状態(2/20現在)
http://72.14.235.132/search?q=cache:F89-zTrkWIUJ:www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009021400138

Photo




2/20現在の時事通信の同記事
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200902/2009021400138

Photo_2




もちろん、前記事の通り削除された内容は他のソースからも事実であり、少なくとも記述に何か間違いがあったという理由で削除されたものではない。

※前記事とも、タイトルを若干修正しました(2/20)

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2009年2月18日 (水曜日)

不毛な騒動、報じられぬ日本の国際貢献:ローマG7(2/17)

中川財務相(G7開催時点)の辞任は大変残念ではあるが、確かに意識が朦朧としているかのような状態での会見の映像は衝撃的であり、事情はどうあれ批判は免れないだろう。ただ、記者会見であればその直前に関係者でのブリーフィングなどがあったはずであり、体調があそこまで悪化していた中川財務相を、側近者たちはどうしてそのまま会見の場に出してしまったのかが理解に苦しむところだ。
それにしても中川財務相の「ロレツ」映像を何度も何度もうんざりするほどメディアは流し続ける一方、今回のローマでのG7(主要国財務大臣・中央銀行総裁会議)での日本の国際貢献について触れるメディアの少ないこと。今回のG7で日本がIMFに1000億ドル(10兆円)相当のドルを融資したことは「今回のG7の最大の具体的な成果」と、実は非常に高く評価されていたのである。

UPDATE2: G7後の会見での要人発言要旨 ロイター(2/15)
>[ローマ 14日 ロイター] 7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)後の要人発言要旨は以下の通り。
> ◎ストロスカーン国際通貨基金(IMF)専務理事
> (日本による資金支援について)
> 今回の会合の最大の具体的成果は、日本による(IMFへの)融資だ。率先して行動した日本に謝意を表したい。今後もIMFの資本倍増に向けた努力を続ける。日本による融資は、これまで人類の歴史で最大のものだ

ネット上だと日本語のソースはこれくらいでしょうか。時事通信のサイトでも一時同様の記事が出ていたのだが、「消されてしまった」とのことである。なぜ消す必要なんかがあったんだか。海外メディアからはいくつか見つけることができる。

Japan signs pact lending 100 billions dlrs to IMF AFP(2/13)
>"This loan is important not only for the IMF but also for all countries in need of help because of the crisis," IMF managing director Dominique Strauss-Kahn told reporters at the signing in Rome.
>"This loan is the biggest loan in the history of mankind," he said, signing alongside Japanese Finance Minister Shoichi Nakagawa.

("この融資はIMFにとってのみならず経済危機のために支援を必要としている全ての国々にとって重要なものだ"、ドミニク・ストロスカーンIMF専務理事はローマでの調印の場で記者達に伝えた。そして、"これは人類史上最大の融資だ"と、日本の中川昭一財務相が署名するかたわらで言った。)

そして、IMFの公式サイトにもストラスカーン専務理事の日本への謝辞が掲載されている。

G-7 meeting IMF Gains New Funding, Puts Focus on Bank Clean Up IMF Survey online (2/14)
>"The biggest concrete result of this summit is the loan by the Japanese ... I want to thank the Japanese for having led the way... Now I will continue with the objective of doubling the (IMF) resources," he told reporters. "It is the largest loan ever made in the history of humanity."
("このG7サミットにおける最大の具体的成果は日本による融資だ。私は率先して行動した日本に感謝したい。そして今後(IMFの)資金を倍増する目標に向け努力を続ける。と(ストラスカーン氏は)記者達に伝えた。"これは人類史上最大の融資だ。")

今回の日本の融資によりIMFの資金は1940億ドルから一挙に2940億ドルに増える。今、破綻の危機にある中小国を救うことができなければさらなる破綻の連鎖を引き起こしかねない状況にある。それを食い止める大きな力になるのだ。現にアイスランド、ウクライナ、パキスタンなどが破綻の危機に瀕しており、すでにウクライナはIMFから164億ドルの緊急融資を受けることが決まっている。
日本では10-12月期のGDPが年率マイナス12.7%減と伝えられた。報道に寄ればこの下げ率の多くを占めるものは輸出であり、設備投資の減りはそれよりだいぶ少なく、個人消費の減りはまだ0.数%である。そう、国内の景気対策も必要ながら、世界経済のこれ以上の悪化を早急に食い止める政策をまず打ち出した日本政府の戦略は、日本経済にとってもおそらく正しい。
それにしても、この期に及んでも来る日も来る日もくだらないニュースばかり流して視聴者を愚弄し、重要なことはまるで真面目に伝えようとしない日本国内のマスメディアこそ、むしろ一体何事かと言いたい。昨日今日、ニュースキャスターがしきりに連呼するセリフ、

「この100年に1度の経済危機のときに一体何をやっているのか」

という言葉は日本国内の無能なるマスメディアにそっくり返してやるべきである。

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2009年2月11日 (水曜日)

書籍紹介:「反日マスコミの真実2009」

またもや書籍紹介をいってみよう。
この本、当施設的に一言で言えば、当施設で記事にしたこと以外にも施設長はまだまだ言いたいことが山ほどあった話題について昨年1年分に関してかたっぱしから言いまくってくれている、そんな一冊だ。田母神前空幕長更迭事件についてはもちろんだが、毎日新聞のwaiwai変態記事問題や国籍法改正問題など、これらも当施設でもほんとは取り上げたかったのだが今まで書く機会を逸してしまっていたところであった。詳しく書かれているので是非みてほしい。
とりあえず、代表として巻頭特集の「第一回反日マスコミ年間大賞」で第二位の話題についてここでは触れておこう。昨年のマスコミ総出の田母神論文批判報道のときのこと、TBSのニュース23では田母神氏と論文懸賞を行ったアパグループとの「親密な関係」を報じるため、アパグループ代表の元谷外志雄氏と田母神前空幕長がアパグループ主催の「日本を語るワインの会」に出席して一緒に写っている記念写真が放送で流された。

News23_trimming




ニュース23で放送されたこの写真、元谷夫妻と田母神氏以外の人物はボカシが入っているのとアングルが何かなんとなく狭い。さて、これの元の写真を見てみよう。

News23_original





何とこのアパグループ主催の「日本を語るワインの会」にはこのとき、野党側で田母神論文攻撃の急先鋒となった民主党の鳩山由紀夫氏その人が夫人と一緒に出席しているではないか。これに田母神氏が出席しているのがアパグループとの「癒着」だと言い張るのなら、鳩山由紀夫氏とアパグループとの「癒着」については意図的に隠してまで取り上げないのは一体なぜか。今のマスメディアはここまでのインチキをやらかして国民を騙しているのである。

 目次
  巻頭特集 第一回反日マスコミ年間大賞
  はじめに 情報統制と報道テロリズム  西村幸祐
  総特集1 大マスコミが報じない田母神問題
           独占ロングインタビュー 田母神前空幕長 反日メディアへの反撃 ほか
  総特集2 毎日新聞変態記事の衝撃
          日本女性を貶め、世界に発信した大新聞の大罪 毎日新聞waiwai問題の本質 ほか
    特集1 KY新聞 ゾッとする「朝日」の断末魔
    特集2 一億総白痴化を完了したテレビの週末
  総特集3 報道されないニュース
          マスメディアが黙殺した国籍法改正 ほか
    特集3 ネット言論が破壊する既存メディアの情報ヒエラルキー
    その他連載記事多数

 「撃論ムック 反日マスコミの真実2009」 西村幸祐責任編集 オークラ出版 1200円

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2009年2月 7日 (土曜日)

反捕鯨団体「シー・シェパード」、体当たりなどの危険行為で日本の調査捕鯨船への妨害激化(2/6)

このニュースは極東アジアのニュースではない、かつ各メディア取り上げている話題ではあるが、それにしても酷い話ゆえ当施設でも取り上げる。

抗議船が調査捕鯨船に体当たり シー・シェパード妨害激化 47NEWS(2/6)
シー・シェパードの船が体当たり 日本の捕鯨船に損傷 朝日新聞(2/6)
シー・シェパード:関係国に厳重抗議へ 石破農相方針 毎日新聞(2/6)
シー・シェパード抗議船に衝突され、捕鯨船が損傷 産経新聞(2/6)
反捕鯨「シー・シェパード」船、南極海で日本の調査船と衝突 読売新聞(2/6)

ちなみに施設長は、地球環境は保護されるべき、環境汚染は防がねばならないし、生態系を守り、生物種の絶滅は当然避けなければならない、そして動物を虐待する人が大嫌いである。だが施設長は、

彼らの反捕鯨運動なるものだけは、環境保護運動とも動物愛護運動とも認めない。

彼らの反捕鯨運動なるもの本質には、一言でまとめれば自分の文化は正しい、お前の文化は野蛮で間違っている、というレイシズムしかないからである。つまり、

偽善者共だ

日本は科学的なデータを坦々と出して捕鯨問題における日本の正当性をきちんと主張しながら、一歩も引かずに調査捕鯨を続けるべきである。
さすがにこの話題には日本国内メディアはだいたいはシーシェパードを批判的に取りあげているが、欧米では必ずしもそうでもない。日本側を悪者とする論調がまだまだまかり通っている現状がある。だがもちろん勘違いしてはならない。これは欧米での論調が極めておかしいのであって、日本側に非がある問題などでは全くない。
さて、これに対しシーシェパード側の言い草はこうだ。

抗議船と調査捕鯨船が衝突、「前例のない攻撃」とシーシェパード AFP BBNews(2/6)
>スティーブ・アーウィン号のポール・ワトソン(Paul Watson)船長はAFPに対し、「『第2勇新丸』(が捕獲したクジラ)の輸送を妨害していたところ、『第1勇新丸』が前に割って入った」「避けるためには、第1勇新丸に衝突せざるをえなかった。後退しようとしたが、第2勇新丸が移動したため衝突を避けることができなかった」などと説明した
>ワトソン船長は「今回は(捕鯨船が)今までになく攻撃的だ」と指摘。「彼ら(捕鯨船団)は明らかに、(捕鯨ができず)利益が得られないことについて苛立ちがたまっている。われわれの妨害活動を阻止するためには、何をやってもいいと命令されているのだ」と述べた。

さあ、自分達が被害者だ、日本は攻撃的だなどとぬかしているぞ。では、このときの衝突の映像が調査捕鯨を行った側の日本鯨類研究所のサイトにあるので見ていただきたい。

財団法人日本鯨類研究所のサイトより、スティーブ・アーウィン号と第2勇新丸衝突の動画

スティーブ・アーウィン号が第2勇新丸との並走状態から大きく右に舵を切って衝突、衝突後も船体をこすりつけるように第2勇新丸を押し、第2勇新丸は大きく傾斜しているのがわかる。どう見たって船長のポール・ワトソンなる人物の上述の発言はあからさまな

ウソ

である。歴史問題で日本が貶められる場面でもさんざん見てきたが、世界には己の立場を優位とする目的でこのように平気でウソをつく人間がいると心得ておくべきである。
これまでも彼らは強い異臭がして人体にも有害な酪酸の入った瓶を日本の調査捕鯨船に投げつけるなど危険な妨害行為を繰り返してきたが、さらには意図的な体当たりという非常に危険な行為に出てきた。調査捕鯨船は数百トンのそれほど大きくない船、当たってきた相手次第では転覆事故に繋がりかねない。これはすでに立派なテロだ。しかも過激で悪質な人種差別主義者の組織によるテロだ。
日本政府は、海上保安庁の特殊部隊による警備か、さもなくばソマリア沖のように海上警備行動による自衛隊派遣を一度検討してみてはいかがだろうか。

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2009年2月 1日 (日曜日)

書籍紹介:「雪風ハ沈マズ-強運駆逐艦栄光の生涯-」

本書は出版されたのはもう一昔前だが、不意にノンフィクション戦記が読みたくなって読んだものなので紹介しておく。
駆逐艦「雪風」は、太平洋戦争開戦当時最新鋭の駆逐艦として出陣し、大戦中終戦までの大規模な作戦の大半に参加してしかもほぼ毎度最前線で戦いながら、必ずほとんど無傷で帰ってきたという不死身の艦である。それゆえ生存者の証言が多く残され、当時の状況が詳しく書かれていること、そして敗戦国日本にこれだけの奮戦の物語が残されているという意味で大変貴重である。
雪風が運がよかったのは事実だが、読んで感じるのはその運を支えたのが何より雪風歴代乗組員の練度と士気の高さだということ。勝ち戦の多い緒戦の戦いで見事な戦果を上げるところも凄い。だが最も凄いのはむしろ戦争末期、悲惨な負け戦の中で信じられないような奮戦ぶりを見せるところだろう。かの大和水上特攻作戦、何百機という米軍機が襲い掛かる中、豪傑艦長と言われた第三代艦長の寺内正道中佐は露天艦橋から頭を出して操艦を指揮し降り注ぐ爆弾をよけまくった。この世の地獄のような状況下で、タバコをふかし悠然と構えて指揮を執る寺内艦長の姿に、乗員達はこの艦は沈まないと確信したという。大戦後半は幾多の僚艦の死を見取り漂流する生存者を救出する、あるいは遠隔地で孤立した陸軍将兵を救出するといったつらい役まわりが当然ながら多かったわけだが、それゆえにその中でもなお祖国の存亡と名誉に賭けて戦った雪風の奮戦ぶりにはなお一層胸を打つものがある。
で、当施設的に余計な一言を付け加えさせていただければ、それにひきかえ近年テレビでときどき作られる戦時中を扱ったドラマはまさに噴飯モノの一言に尽きる。戦後史観の塊みたいな嘘八百ストーリー、「んなわけねーだろ!」のオンパレード。そんな今のご時世だからこそ、当時を体験した人たちの本当の物語には是非一度触れてほしい。

目次
第一部 神話の誕生
 強運艦「雪風」出動す<南太平洋波高し>
 荘厳なる海の景色<激闘のスラバヤ沖>
 不屈の海の男たち<旗艦デ・ロイテル轟沈す>
 されど恥ずるなかれ<痛恨のミッドウェー>
 軍艦マーチは響けども<若き少尉の初体験>
第二部 強運ワレニ有リ
 鉄底海峡の火祭り<戦艦「比叡」沈む>
 陰忍、苦渋の海にて<魔のガダルカナル急行>
 悲惨なるいけにえ<ダンピール海峡の惨劇>
 それでも「雪風」はゆく<僚艦の屍乗り越えて>
 赫々タル武勲ヲ祝ス<壮烈、「神通」の死闘>
 心配するこたあんめえ<強運、豪傑艦長登場>
第三部 苦渋の海に生きる
 忘れ去られた伝統<マリアナ沖の敗北>
 史上最大の海戦に生きる<悔い多き海の史劇>
第四部 ソレデモ「雪風」ハ沈マズ
 特攻「大和」との出撃<地獄の門をくぐる>
 刀折れ矢尽きてもなお<さらば「雪風」よ>
駆逐艦小論   豊田 穣

「雪風ハ沈マズ -強運駆逐艦 栄光の生涯-」 豊田 穣 著 光人社

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