2007年1月 6日 (土曜日)

台湾高速鉄道開業、日本の新幹線海外へ

さて、年も改まり、新年初のニュースはこれにしますか。

台湾新幹線が開業・日本製、海外で初めて採用  (1/5,日本経済新聞)

日本の新幹線技術の海外初輸出となった台湾高速鉄道が1/5開業した。台湾の台北、高雄間345kmを最短90分で結ぶ。これまで在来の特急では最速で4時間かかった距離だったが、台湾「新幹線」の開業により台湾全土が一日生活圏となり、経済効果が期待される。
確かに、工事の遅れによる度々の開業延期、その原因とされる日欧混在システムに対する不安といった話は以前からあった。そして今回の開業時には券売システムのトラブルの件等、マスメディアではトラブル続きの印象強く伝えられているが、現地では以下のような事情もある点は差っ引いて読み取った方がよさそうだ。

「台湾新幹線」、政争の具に・野党が安全面批判 (1/5,日本経済新聞)

>初日のこの日、指定席券の重複発行や自動改札機の故障など営業面のトラブルは発生したが、日本企業が供給した車両自体の運行は順調だった。しかし、国民党など野党は「安全確保が不十分だ」と主張し、陳水扁政権攻撃の材料とする構えを崩さなかった。

>「完全に準備できていない戦士を戦場に送った」。国民党籍の立法委員(国会議員)は5日、新幹線の開業を認可した陳政権をこう批判した。野党側は一貫して安全性を問題視してきたが、技術上の根拠は乏しく、政治的な意図が大きいようだ。

ともあれここは焦らず安全第一でやってもらいたい。
なお、5日一番列車が出発する様子の動画を以下のサイトで見ることができる。カラーリングとフロントノーズのデザインがオリジナルだが、基本的には700系のぞみの姿を留めており、日本人の目には「新幹線初輸出」の実感が伝わってくる。

【速報】ついに開業!祝・台湾新幹線! 旅々台北.com

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2006年5月15日 (月曜日)

台湾のWHO加盟「支持」に一票を:台湾の声

最近、またちょっと料理に凝っている施設長です。手作りの麻婆豆腐を作ったのだが、スーパーで中国産山椒を見つけたので喜んで買って入れたところ、入れすぎた・・・。からい。

さて、少し更新が空いてしまった。今日は当初久々書籍紹介記事の予定でしたが、以下の情報があったので今日はこちらを掲載しておこう。

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件名:「台湾の声」:台湾のWHO加盟「支持」に一票を

台湾駐日代表処「台湾週報」より 【転送・転載歓迎】
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インターネットで台湾のWHO加盟「支持」に一票を

世界は今、鳥インフルエンザをはじめ新型インフルエンザの流行という大きな脅威に直面しています。疾病に国境はなく、あらゆる国が協力してその防疫に取り組み、万全の準備を整えることの重要性が高まっていますが、アジアでの人的往来における要衝である台湾が、中国の政治的圧力のために、長い間WHOに加盟できないばかりか各種疾病の専門会議へも参加できない状況に置かれています。台湾の医療衛生は国内でも相応の水準に達し、各国への対外医療支援においても積極的に活動し、評価されています。にもかかわらず世界の衛生ネットワークから台湾が外され、国際社会に貢献する機会を奪われていることは、台湾の国民だけでなく国際社会にとっても非常に危険で不条理なことです。台湾の政府は年に一度ジュネーブで開催されるWHO年次総会へのオブザーバー参加をはじめ、WHO加盟の実現に向けて全力で取り組んでいます。ここで、日本の皆様にも台湾のWHO加盟をぜひ支持していただきたく、心からお願い申し上げます。

【支持の方法】

下記HP(英語版)を開き、台湾のWHO加盟に関する説明文をお読みいただき同意いただけた場合、同画面下の「Sign the petition」をクリックしてください。次の画面に出てくるサインのパターンに従って必要事項(氏名、メールアドレス、現住所など)をご記入のうえ、「Sign」をクリックしますと、台湾のWHO加盟を支持する一票としてカウントされます。

http://www.gopetition.com/online/6328.html
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台湾のWHO加盟問題というと、やはり3年前のSARS騒動を思い出す。あのとき実は、わけあって施設長はあの騒動の真っ只中に台湾入りし、帰国後10日間自宅待機のえらい目に遭った体験を持ってたりもする。まあ、それはともかく、あのときSARSの蔓延が深刻となった台湾は、未加盟の立場からWHOからの情報提供を受けられない状況に苦しめられていたのである。
一日も早い台湾のWHO加盟実現を祈ろう。

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2006年3月 7日 (火曜日)

メディアの言う「民意」とは?:毎日社説(3/6)

社説:統一綱領 法理で民意をつかめるか  毎日新聞社説(3/6)

さて、今日はこの嘘吐き社説からいってみようか。

> 台湾の民意をつかむという陳総統の目算は外れた、というべきだろう。まず、中国の態度である。胡錦濤国家主席は、「重大な挑戦」「台湾独立に向かう危険な一歩」と批判した。

「民意」という言葉を社説のタイトルにまで載せておきながら、とんでもない。中国様、胡錦濤様のご意向が「まず」と来たもんだ。台湾独立がよくないとする民意の根拠が「国民党が政権奪回する勢い」と、2年先の総統選挙に願望丸出しなことを書いていることくらいで、他に何も根拠らしいものが書かれてないのには驚いた。

> しかし、江沢民主席の時代なら軍事圧力をちらつかせて台湾世論を憤激させたかもしれないが、「和の外交」の胡主席は、台湾の野党党首を招待したり、パンダ寄贈を提案しても、民進党との神学論争には深入りしない。温家宝首相の政府活動報告も、対話と交流に比重を置いている。

和の外交??台湾の統一派野党党首招いて、台湾分断工作をすることが対話の姿勢とはこれいかに。そして二言目には「パンダの寄贈を提案してるのに・・・」、中共の政治宣伝そのまんまである。これが自分の国のメディアかと思うと背筋が寒くなる。
さて、偽善系メディアが「民意」という言葉を使ったついでにひとつ紹介しておこう。

【WBC台湾正名】陳[金庸]基選手「私は“台湾隊”代表」発言に沸いた観客席 メルマガ「台湾の声」

台湾のケーブルテレビ・緯来グループが放映した試合後のインタビューの動画:

http://myweb.hinet.net/home2/bigobss/Good.wmv

これは去る3/5、東京ドームで行われたWBC(ワールドベースボールクラシック)1次リーグ、台湾対中国の試合のあと、勝利した台湾チームの陳[金庸]基(ちん・ようき)内野手のヒーロー・インタビューの映像である。台湾のメディアでは陳内野手のこのときの発言が愛国的と話題になっているそうである。
問題のシーンはこの動画の終わりの方、2分40秒くらいから、日本人のアナウンサーが「"チャイニーズ・タイペイ"代表として戦ってきたんですが、あらためてこの大会を振り返ってどうだったか?」と聞き、通訳がそれを中国語に訳して伝えたところ、陳選手は「私は”台湾”の代表として、この大会に参加できて嬉しい」と「チャイニーズタイペイ代表」の表現を「台湾代表」に言い直して答えた。中国語がわからない人でもわかるだろう、陳選手が「台湾」という言葉を口にした直後、場内に大きな歓声と拍手が沸いたのを。中国語に反応し日本語には反応していない点、明らかに台湾から応援に来たファンによるものと思われる。「チャイニーズタイペイ」とは、台湾があくまで中国の一部であることを意味する呼び名だ。それを「台湾」と改めた陳選手に起きた大歓声と拍手。
本当の「民意」が一瞬垣間見えたようである。

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2006年2月28日 (火曜日)

中台統一委と統一綱領を事実上廃止:台湾

台湾の陳水扁総統は27日午後、国家安全会議を招集、中台統一を前提とした対中関係の諮問機関、国家統一委員会と、同委が採択した国家統一綱領について「運用を終える」と述べ、事実上の廃止を決定した。2000年に陳水扁総統が就任して以来、国家統一委員会の存在はすでに形骸化しており実質的な変化はない。しかし統一委員会を廃止しないことを就任時の公約の一つとしてきた陳水扁政権にとって、一歩踏み込んだ態度を見せたことになる。

台湾総統、「一つの中国」目標指針の廃止を発表 読売新聞(2/22')
陳総統、中台統一委と綱領を事実上廃止 産経新聞(2/27)
台湾、中台統一への委員会・綱領「運用終了」 中国反発 朝日新聞(2/27)
国家統一綱領:台湾総統が事実上廃止を発表 中国反発も 毎日新聞(2/28)
台湾、「国家統一綱領」を事実上廃止・中国の反発必至 日本経済新聞(2/27)

さて、朝日と毎日と日経の中国マンセーメディア共は、相変わらず「中国の反発」って言葉が好きなようだが。
確認しておくが、台湾は中華人民共和国成立以来、一秒たりとも中華人民共和国の実効支配を受けたことなどない。そして台湾の領有権、サンフランシスコ講和条約では日本が台湾の主権を放棄するところまででそのあと誰のものかは定義されていない。終戦後GHQにより台湾は蒋介石の中華民国軍に占領させたが、GHQが出したのは占領命令までで誰も割譲したわけではない。つまり国際法的には無主の地であり、台湾を中国のものとする法的根拠は0である。そして日本の立場、1972年に中国との国交正常化の際交わされた日中共同声明には、「日本政府は、台湾が中国の一部であるとする中国政府の主張を理解し尊重する」とある。今ではこれを「日本政府は台湾が中国の一部と認めている」と言うヤカラが政治家やマスコミにも後を絶たないがそれは違う。「理解し尊重する」というぎりぎりの表現でこのとき日本政府は、台湾を中国のものと「認める」ことを避けているのである。つまり、日本政府として台湾の帰属については「ノーコメント」が公式な立場である。
中台問題はまず、この辺の基本的なことを押さえてから読む必要がある。

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2005年11月27日 (日曜日)

浦安講演会「台湾を知ろう」:台湾の声編集長林建良氏

当施設でも台湾関連の貴重な情報源の一つとして重宝しているメルマガ台湾の声の編集長、林建良氏の講演会を聞きに行くことができたのでご報告。

【本日浦安にて開催】講演会・台湾は日本の鏡  台湾を知ろう  メルマガ「台湾の声」

場所は浦安市富岡公民館、当施設から歩いて行ける思い切り近所ではないか。会場は公民館の会議室で、聴衆は数十人といったところか。講演会を主催した「浦安から日本を考える会」という会を同じ浦安市民の施設長は存じ上げてなかったが、集まってみると戦中派らしき人たちなど年齢層が高いのにやや驚いた。浦安市は北側には古くからの土地もあるが、市の3/4が30年以内に作られた埋立地である。そのような世代が集まる団体があること自体意外だった。
さて、講演の内容だが、印象に残った点を挙げていこう。

1. 台湾人はほとんど漢人ではない。

 これは台湾独立派の林氏が日本人に知っておいてほしい重要な一点ということであろう。今の日本人のかなりの数が、「今は中国語しゃべってるし日本の植民地時代の前は清だったし、台湾人=漢民族」と信じて疑わないのではあるまいか。林氏曰く、1987年までの戒厳令下の台湾では台湾の歴史を調べること自体タブー、当の台湾人自身がそう思い込まされてきた、というのだからまあ無理もない。しかし、

 - 近年台北の医師が台湾人の白血球のDNAを調査したところ、漢民族とは違うタイプのものだった。血統的には台湾人の大半は、マレー・ポリネシアないし越族系。
- オランダ時代、清朝時代、そして日本統治時代の記録から、日本統治時代以前中国大陸から台湾にわたってきた人の数は当時の台湾の人口から比べても非常に少数。

ここは台湾に関する基礎知識として押さえておくべきだろう。

2. 台湾人の親日感情の原点は、日本統治時代に日本人が教えてくれた尊敬すべき4つの点、使命感、清潔さ、冒険心、正義感である。

 日本統治時代、日本は台湾の教育制度の確立に日本最高の人材を送り込んだ。死後遺言で台湾に埋葬された台湾の近代化に尽くした日本人達の使命感。医学校の設立に総督府設立を上回る予算を投じた。下水の普及は台湾の都市が大日本帝国内で最初。清潔は衛生面だけでなく精神面においても。当時匪賊や首狩り族のいる土地に危険を顧みず多くの犠牲を払いながらも台湾の調査・研究に尽力した日本人。森川清次郎巡査など、今でも地元民が廟を建てて神様として祀っている当時の日本人警察官達・・・。
 講演のタイトルの「台湾は日本の鏡」とは、「台湾にあるものには”かつての日本”がある。かつての日本はこんなに素晴らしかったじゃないか」という意味だ。
 林氏は言う、今の日本に、使命感と清潔さはまだある(まあ、それもだいぶ失われてる気がしなくもないが:施設長コメント)。だが、ことあるごとに中国に媚びるこれまでの日本の外交姿勢、一国平和主義、最近自治体で「無防備地域宣言」なる、まるで自分さえ助かれば強盗に入られようが何しようがみたいなことを主張するバカな動き(かなりボロクソに言ってました。まあ激しく同意だけど。:施設長コメント)・・・、冒険心と正義感は失われてしまっている。

 我々戦後の日本人が教え込まれてきた「戦前日本は侵略戦争起こす悪い国でした。戦後は平和なよい国になりました」という歴史観では、台湾の親日感情は全く説明がつかなくなる。日本人にとっても台湾を知ることの大きな意味がここにある。

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2005年11月 6日 (日曜日)

李登輝前総統来春訪日を表明:台湾

台湾の李登輝前総統は、3日、来年の春に日本を訪問する意向を持っていると語ったそうである。李前総統の発言は、桃園で行なわれた日本人教授・学生向けの李登輝学校特別プログラムの修了式への出席後に出たもの、とのこと。

Lee Teng-hui plans another Japan trip Taipei Times(11/4)

李登輝氏は以前より東北地方の奥の細道を訪ねることを希望していたのは有名な話であるが、今回東京を訪れることにも触れ、以下のような発言があったという。

>Lee has also mentioned that he wanted to visit the Yasukuni Shrine to perform a memorial service for his brother, who is enshrined there, according to a friend of Lee's, speaking on condition of anonymity.

第二次大戦中フィリピンで戦死したお兄さんである李登欽氏が合祀されている靖国神社への参拝を希望しているというのである。
李氏は発言のなかで、「他の人(多分中国などの圧力)たちが行かせてくれるかどうか分かりません」とも言っているが、今回の「親台湾的(by台湾メディア)」小泉改造内閣で、外相はあの麻生太郎氏。麻生氏をはじめ新閣僚の何人かは李登輝氏と親交もあるという。かつて慶応大学で李氏が講演をする企画が潰され幻となった2002年、外相が河野洋平氏だったあのときとは日本の政治状況も随分と変わってきた。
来年、よいニュースになることを祈る。

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2005年10月16日 (日曜日)

「首相の靖国参拝は当然」、台湾前総統

訪米中の台湾の李登輝前総統は、共同通信のインタビューに応じ小泉首相の靖国神社参拝問題に関して、「一国の首相が国のために命をなくした英霊をお参りするのは当然」と発言、また中国の軍拡について周辺地域の脅威になっていると批判した。

小泉首相の靖国参拝は当然 李前総統、中国を批判  共同通信(10/16)

李登輝前総統の発言としては、これまで通りの論調である。それにしても鼻につくのが共同通信の言い草だ。

>中国は李氏を「台湾独立派の代表」と激しく批判、訪米中の言動に目を光らせており、こうした対中批判が中国側を刺激するのは必至だ。

自分でインタビューしかけておいて、「中国側を刺激するのは必至だ」はないだろう。こんな左巻きのクサレ記者でも相手は日本人だからということなのか、記事の写真で愛日家李登輝氏のにこやかなこと・・・。

ちなみに李登輝氏の靖国問題に対する発言を他にも紹介しておこう。一昨年のこと、瀋陽の日本総領事館に北朝鮮から脱出した家族が駆け込んだ事件があったのを憶えているだろうか。そのとき治外法権であるはずの領事館内まで中国の官憲にドカドカ踏み込まれ、脱北者家族を連れてかれてもただボーっとしてるだけの日本総領事館側の醜態が報道された。李氏はこのとき、台湾国内向けの講演でそのときの日本の対応を厳しく批判しているが、そのときの発言である。

李登輝:「台湾精神を日本人に学ばせろ」 メルマガ「台湾の声」

>中国に気兼ねしすぎる日本は去勢された牛
>
>「日本の首相は靖国神社に参拝するのに中国の意見を気にしている。それは教科書の内容問題も同じだ。」
>瀋陽領事館の事件では国家の尊厳すら忘れており、去勢された牛そのもの」と述べている。
> そして「もし私が日本の首相なら、中国の抗議など『お前の知ったことか』と必ず撥ねつけてやる」とし、
>「日本には武士道があったのだが、今はこの様だ。台湾の精神を日本人によく学ばせなくてはならない」と語った。

別の講演で李氏は台湾精神に重要なものの一つが日本の武士道・日本精神だとも発言している(*)ことを付け加えておく。「台湾精神を日本人に学ばせろ」とはそういう意味だ。
それにしても何が「中国側を刺激するのは必至だ」だ。靖国問題で中国に気兼ねしたようなことをするのは日本国の尊厳にかかわる問題だぞと李氏は言っているのだ。日本よりも遥かに酷く中国の横暴と脅威に晒され続けた台湾の指導者による非常に重い発言と受け止めるべきだ。

*2002年12月15日、日本李登輝友の会設立大会記念講演での同氏の発言より。

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2005年4月15日 (金曜日)

戦前台湾で農業近代化に尽くした日本人技師、台湾でテレビドラマ化へ

中国の反日暴動のニュースばかり続いているので、今日はこのニュースを紹介してマターリしよう。戦後の台湾では長い間、国の歴史とは基本的に中国の歴史を意味し、台湾自身の歴史が学校教育で語られることはまずなかったという。民主化後の近年はその状況も変わりつつある。八田與一氏は李登輝前総統もイチオシの、戦前もっとも台湾に尽くした日本人の一人だという。現在烏山頭ダムの湖畔には八田氏の銅像が置かれている(国民党独裁時代には地元の住民の手によって隠されていたそうな)。その姿は例えばおひげを生やして偉そうなという雰囲気の銅像ではなく、何か気さくな感じで膝を立てて地面に座りダム湖を眺めている姿だという。八田與一氏の水利事業、その物語はまさに戦前台湾のプロジェクトXである。

八田與一氏、台湾でドラマ化 水利事業に生涯尽くした技師 産経新聞(4/13)

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2005年4月 4日 (月曜日)

台湾与党連合の独立派政党党首、靖国神社参拝

> 台湾の与党連合を形成する独立派政党、台湾団結連盟(台連)の蘇進強主席ら議員が4日、靖国神社を参拝した。台連によると、第二次大戦のA級戦犯合祀(ごうし)により日本の首相参拝などが政治問題化して以降、台湾の政党幹部が参拝したのは初めて。
> 中国から靖国神社参拝に強い批判を受けている小泉純一郎首相にとり、台湾政党幹部の参拝は“援護射撃”となりそうだ。一方、中国からの反発は必至だ。
> 蘇主席は参拝の理由について「(台湾出身者を含め)戦争で亡くなられた英霊に敬意を表すためにきた。靖国神社はいままでの恩讐(おんしゅう)を超えて平和を求めていく場所だ」と未来志向を強調した。
「台湾独立派政党が靖国参拝 台湾団結連盟」共同通信(4/4)

日本の国連常任理事国入りで中国で、竹島問題で韓国で、反日デモ暴動のニュースが連日伝わる中、今日はこんなニュースがさりげなく伝わってきた。ものぐさな^H^H^H^H^H多忙な施設長的には正直、このウェブログ、ちゃんとまめに更新できるかいな、と思っていたのだが、しばらくはネタの方が多すぎて書くのが追いつかなさそうだ・・・。
今回もカテゴリは台湾だろ、というツッコミはあるが靖国神社の話題についても、当ウェブログでは触れてゆきたいので今日の話題は靖国神社に分類する。
はっきり言おう、中・朝・韓だけが「アジアの声」ではないということだ。今日靖国神社を参拝した台湾団結連盟の蘇進強主席は戦後世代であり、李登輝前総統のような日本語世代ではない。実は外国の要人、外交官、武官、軍隊などによる靖国神社参拝というのが、戦後も(A級戦犯合祀後も、である)多く行われていることは、あまり知られていないかもしれない。以下、ネット上の情報の元ソースは確か、靖国神社内の遊就館の展示だったと思った。今後も機会あるごとに、中・朝・韓の言うようなものとは全く様相の異なるアジアの、または世界の声を紹介していく。

世界の要人らの靖国神社参拝
http://photo.jijisama.org/YasukuniY.html
世界の軍関係者の靖国神社参拝
http://photo.jijisama.org/YasukuniG.html

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2005年4月 1日 (金曜日)

台湾の声:「切腹」した許文龍先生に敬意を表する

今日は取り急ぎ以下コピペ
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件名:「台湾の声」「切腹」した許文龍先生に敬意を表する
「切腹」した許文龍先生に敬意を表する
(転送転載、歓迎)
             台湾の声編集長 林 建良 (りん けんりょう)

 奇美グループの元会長、許文龍先生が326百万人デモの前夜、新聞紙上で中国の反国家分裂法を支持するとの広告を掲載した件について、3月29日の朝日新聞は「台湾独立派の大物、心変わり・商売絡みで『圧力』、憶測」と報じた。
 小林よしのり氏の『台湾論』にも登場し、日本でも尊敬を集めていた許先生だが、この記事を読んで失望した人も多いのではないだろうか。 だが台湾国内では、許氏への失望というより、同情の声が圧倒的に高い。中国に進出中の奇美グループが「人質」にされ、もはやこのようにせざるを得なかったというのが一般的な見方である。すでに江蘇省鎮江にある同グループの工場は、中国当局から稼動停止命令を受けたり、工場長が逮捕されるといった卑劣な圧力を受けている。反国家分裂法に引っかかり、その犠牲となった台独派第一号という見方が専らだが、正にその通りなのである。
 だが許先生は単なる憐れな犠牲者で終わるような人ではない。問題の広告を見ると、確かに許先生のサインはあるものの、その文面は中国人が書いたような中国語なのである。これは非常に下品な言葉遣いであり、台湾人なら決して書けないものだ。特に日本教育を受けてきた許先生の世代は、このようなものは断じて書かない。しかも中国の国家指導者には敬称をつけ、陳総統を「総統」と呼んでおらず、台湾人から見れば、これは異常すぎてとても真意だとは思わない。さらには広告の中で許先生は「会長引退」を表明しているが、実際にはすでに昨年6月、とっくに引退しているのだ。 つまり「自分で書いたものではない」「これは本意ではない」「すべてウソだ」といっているのに等しく、これは許氏の抵抗であろう。そして私はこれを読んで気がついた。この広告で許先生は、台湾人に対して「中国に関わればこのような目にあうぞ」と警告しているのだ。
 許先生は今回の広告を打ち出したことで、これまで台湾のために尽くしてきた自分の営みをすべて無にした。つまり自らの人格を否定したのである。だが敢えてそのような道を選んだのは、奇美グループの従業員のためだけではない。台湾に警鐘を打ち鳴らすためなのだ。そして警鐘は最大限に鳴らした。つまり人格の「切腹」を通じて、対中投資を奨励する国家指導者陳総統に対しての諫言を行ったのだ。 私はそうであったと断言できる。許先生とはそのような方だ。日本教育を受けた許先生のこの行動は、日本人ならよく理解できるはずだ。

 私は許先生を気の毒だとは敢えて言わない。それよりむしろ台湾のために発揮した勇気を讃えたい。

 そして日本のメディアでありながら、軽々と「心変わり」と報じた朝日新聞には軽蔑する。そもそも許先生が警戒を呼びかけるところの反国家分裂法は、何も台湾企業だけでなく、中国に進出する日本企業にとっても脅威である。だがそれすら書かないこの記事は、結局は許先生を見せしめにしようとする中国の行為を手伝っているだけである。

 許先生が中国から憎まれるのは、台独派だからというだけではない。中国から見れば許先生は李登輝先生に次ぐ「親日派」の権化であり、日本人の尊敬の的であるということも大きいのだ。中国の対台湾戦略の重要な一つは日台関係に楔を打ち込むことであり、両国を接近させる許先生は何としてでも日台への裏切り者に仕立てる必要があった。

 朝日新聞が台湾の統一派とともに、中国の「反台湾」「反日本」の駒であることは疑いないが、今回の記事も中国の意向を受けてのものだったのだろうか。

いずれにせよ、許先生の真意を伝えてその名誉を守るため、そして敬意を表するため、この一文を書いた。

毀誉褒貶をも厭わぬ台湾のサムライ

許文龍先生に激励のメッセージを!

●激励、応援の言葉を台湾の声編集部にお送り下さい。ご本人に届けます。

 送り先: koe@formosa.ne.jp (このまま返信できます)

●メッセージは本誌で掲載することもあります。掲載を希望されない方は、その旨お書き添え下さい。

『台湾の声』 http://www.emaga.com/info/3407.html
『台湾の声』 バックナンバー http://taj.taiwan.ne.jp/koe/
『日本之声』 http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe  Big5漢文

台湾の声:
http://www.emaga.com/bn/?2005040001079379003802.3407

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