さて、そろそろこのマンガ本についての話しをしよう。
ネットをよく見る人にとってはすでによく知られていることだが、マスメディアでは韓国といえば韓流ブームと言われてもてはやされている情報しか目にすることがない一方、2ちゃんねるなどのネットを見るとこれが全く対照的にボロクソに叩かれていることがほとんどである。そう、韓国に関する話題はマスメディアが流す情報とネット上の世論との間のギャップがもっとも激しい話題といっていい。
実際、このマンガ本も出版物として出版することは極めて難しかったらしい。作品自体は2003年には描き上がっていたらしいのだが、どの出版社にも出版を拒否され、2年たった今年ようやく出版に漕ぎ着けたのである。出版するときも作者のホームページによれば、朝日・毎日はもちろん読売や産経などにも、全国紙すべてにことごとく広告掲載を断られたとのことである。
さて、それで売れ行きはというと、これがどうやらバカ売れしているようである。7/26の発売当初、施設長はいろんな書店を探したのだがなかなか見つからなかった。2ちゃんねる情報から東京駅前丸の内オアゾの丸善でやっと発見、入手することができた。その後、これは売れるということになったのかかなり増刷されたようで、今現在では多くの書店で平積みで売られている。発売から一ヶ月以上経ったいまだに、多くの大型書店のウェブサイト上で、売り上げランキングの上位に載っている。
順位は今日9月4日現在:
アマゾン・トップセラー ・・・ 本総合3位
紀伊国屋・単行本ベストセラー ・・・ 単行本1位
三省堂書店・一般書 ・・・ 一般書3位
八重洲ブックセンター ・・・ 一階(新刊話題書等)フロア中2位
さて、これらのランキングを見ていただいた上で次のソースを見ていただきたいが、これに対しマスメディアの一部に微妙な反応が現れて興味深かったのである。
TBS「王様のブランチ」より:
ブックランキング 2005年7月2日
ブックランキング 2005年7月9日
ブックランキング 2005年7月16日
ブックランキング 2005年7月23日
と、ここまでずっと「総合」ランキングである。ところが、
ブックランキング 2005年7月30日
「マンガ嫌韓流」発売の7月26日の次の放送ではこれがなぜか突如「タレント本」ランキングに変わる。
ブックランキング 2005年8月6日
そして、次の週ではこれが「コミック」ランキングに変わり、そしてさらに次の週から元の「総合」ランキングに戻るのである。
ブックランキング 2005年8月13日
ブックランキング 2005年8月20日
ブックランキング 2005年8月27日
なお、ここでは「マンガ嫌韓流」は現在まで一度もランキング入りしていない。もちろん、書店によってはランキングに入ってないところはある。当初「マンガ嫌韓流」がランキングに入ってくることを恐れ急遽ランキングを変えたが、どうやら自分達のソースでは入ってこないことがわかり、変えた意図を微妙にカモフラージュしながら元に戻した、といったところではあるまいか。ちなみにTBSは、石原都知事発言を捏造して報道したことについて、「マンガ嫌韓流」の中で番組名から出演者まで名指しで激しく叩かれているテレビ局である。
そしてもうひとつ微妙に面白かったのはやはり朝日新聞である。
asahi.com BOOKランキング
この中のamazon.co.jpのランキングに注目。
Amazon.co.jp(和書総合、7月4日~7月10日)(07/16)
次のリンクは(07/23)とあるが、実は上の7/16以降なぜか2週間近く更新が滞ってからの更新であった。つまり「マンガ嫌韓流」発売開始後の更新である。そこには・・・、
Amazon.co.jp(和書総合、7月11日~7月17日)(07/23)
>※ランキングの対象書籍にコミックは含まれていません。
うーん、何これ(笑)。
Amazon.co.jp(和書総合、7月18日~7月24日)(07/30)
Amazon.co.jp(和書総合、7月25日~7月31日)(08/06)
Amazon.co.jp(和書総合、8月8日~8月14日)(08/20)
と、以降ずっと「コミックは含まれません」のお断りがつくが、ついに朝日が「マンガ嫌韓流」の名を載せる決断に踏み切る。
Amazon.co.jp(和書総合、8月15日~8月21日)(08/27)
>※Amazon.co.jpからのおことわり:これまで漫画のタイトルにつき除外しておりました『マンガ嫌韓流』と『マンガ中国入門 やっかいな隣人の研究』を今回よりランキングに含めております。
朝日新聞さんよ、ちなみにこれほんとは「Amazon.co.jpからのおことわり」ではないんじゃないか?アマゾンのサイトでは最初から「マンガ嫌韓流」はランキング独走状態で載っていたぞ。それにしても、7/11-17の週のランキングについて2週間近く更新が滞っていた点、その間、朝日新聞の内部ではひょっとして相当もめていたのではあるまいか。
この「マンガ嫌韓流」、以上のようなマスメディアの慌てぶりでもわかるように、内容は韓国に対してだけではなく、韓国関連のことについては異常に歪んだ報道姿勢をとり続ける日本のマスメディアに対しても強いツッコミが入れられている。その点も非常にお薦めである。
「マンガ嫌韓流」 山野車輪著 晋遊舎 1000円
目次より:
第1話「日韓共催ワールドカップの裏側」 韓国人に汚されたW杯サッカーの歴史
第2話「戦後補償問題」 永遠に要求される金と土下座
第3話「在日韓国・朝鮮人の来歴」 在日が歩んだ歴史と「強制連行」の神話
第4話「日本文化を盗む韓国」 日本文化の窃盗と著作権無視 パクリの実態
第5話「反日マスコミの脅威」 日本を内側から蝕む反日マスコミのプロパガンダ
第6話「ハングルと韓国人」 自称「世界一優秀な言語」ハングルの歴史と秘密
第7話「外国人参政権の問題」 外国人(=在日韓国人)が参政権を持つということ
第8話「日韓併合の真実」 朝鮮の近代化に努めた日帝36年の功罪
第9話「日本領侵略――竹島問題」 互いに領有権を争う日本と韓国 それぞれの主張
エピローグ「日韓友好への道」 特別編「冬のソナタと韓流ブーム」